経営者マインドを持って働いて欲しいということを、今週の全社会議で社員に対してメッセージしました。
経営者マインドとは、自身が一人の経営者として自分のことを捉え、経営者目線に立った物事の判断・選択をする心構えのことです。
コロナ禍で多くの企業がコスト削減を余儀なくされ、事業形態の転換が求められていますが、
本当にうまくいくかどうかは、社員一人ひとりがどれだけ経営者マインドを持っているかに左右されると私は思います。
それが結果として、何に一番現れるかというと、「成果」です。
今日一日、自分が作っている成果は、コストに対して黒字なのか赤字なのか。
言い換えれば、お金に対する健全なこだわりであるとも言えます。
お金が無ければ、愛する人を守ることができません。
お金がなければ、社員を豊かにすることができません。
お金がなければ、他者に貢献することができません。
ビジネスは、精神論では成り立たないので、しっかりと力をつける必要があります。
その「力」こそが、お金、すなわち経済力と、人間力なのです。
ただ、勘違いをしてはいけないのは、
ここで私が言っているのは、お金儲けを目指そうということではないです。
お金が自然と集まってくるだけの「価値」を提供しているかどうか、そしてその価値を高め続けているかどうか。
ここに対するこだわりが重要なのです。
反対に、お金を軽んじる人は「価値の創造や提供」に対してもこだわりが薄いことでしょう。それでは、大成することは難しいです。
私はとにかく、価値の創造と提供をし、成果を出すことに注力してこれまでアチーブメントを経営してきました。
そしてそのような経営者マインドを持つ社員を、一人でも多く増やせるようにと、採用と育成に注力をしてきました。
おかげさまで、日本に385万社いる企業の中で、小企業規模から中規模企業へと駆け上がり、約1万社存在する大企業規模のレベルに入りました。
さらにその中でも、10億以上利益を出している2000社の企業の中にもランクインしました。
経営者マインドの醸成を大切にして来た結果、一人ひとりの社員の頑張りがあって企業としての繁栄を手にすることができたのです。
経営者マインドをもった優秀な社員の育成こそ、企業の生命線となるのです。