会社は社員の自己実現の舞台

先日、株式会社コンカー代表取締役社長の三村真宗さんに初めてお目にかかりました。
三村さんはマッキンゼー出身の知性と心を統合された本物の経営者でした。ご縁に感謝しています。

コンカー三村さん

株式会社コンカーはGreat Place To Work® Institute Japanが発表した2020年版日本における「働きがいのある会社」ランキング、従業員100〜999人部門において3年連続1位を獲得しています。この結果は、三村さんの思考から生まれたものです。三村さんの著書に「最高の働きがいの創り方」がありますが、私と三村さんの共通点は、社員の働きがいを創り出すことを大切にしてきた経営者であるということです。

私は会社の売上や利益のために社員がいるのではなく、会社は社員の自己実現の舞台であると考えて企業経営をしてきました。

アチーブメントでは、営業にノルマはありません。目標設定はしますが、この数字を目指すようにと会社から一方的に決められることはなく、マネジャーがその社員に期待する成長から逆算し、成長プロセスを一緒に描きながら、目標設定をします。やらされ感で人は動きません。本人の願望や、思い描くキャリアを達成するための目標であるからこそ、必ず達成したいという気持ちがその社員から湧いてくるのです。

アチーブメントの目指す社員教育は、社員は変えられないので、仕事や会社、仲間を社員の願望に入れてもらえる企業文化の創造や、間違った平等主義では無い、公平公正を大切にした真の実力主義、兎にも角にも社員が育つように真剣に育成に力を入れて来ました。だからこそ、優秀な社員が育っていて、より良い会社づくりのために、自主的にアイデアを出し、提案してくれる文化があります。例えば、新型コロナウイルスの影響で公開講座を自粛したときにも、社員がすぐにオンライン研修のスタジオ設備を整え、カメラマワークや機材の操作も自主的に研究して、万全の体制を整え、リリースしてくれました。今では、リアル研修とオンライン研修の2本の柱となっています。

社員には、経済的自由も手に入れて欲しいので、税引き後の純利益の30%を社員に還元しています。昨年は2億円近い決算賞与を支払いました。私なりの哲学・思想がアチーブメント流の経営手法を創り出してきました。私もいつかは後継者にバトンを渡すときが来ますが、この哲学・思想は脈々と引き継がれ、アチーブメントはさらに発展していきます。

28年間にわたり、経営者や各分野のプロフェッショナルに伝えてきた「目標達成の技術」を30分の動画に凝縮しました。
28年間にわたり、経営者や各分野のプロフェッショナルに伝えてきた「目標達成の技術」を30分の動画に凝縮しました。

中小企業経営者のための
高収益企業を実現する
2つのポイント

売上56億円、経常利益18億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

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