おかげさまで、5名でスタートした会社が220名体制となり、純資産も300倍に成長しましたが、この発展を作り出した最大の要因がまさに「理念の具現化」にこだわってきたことだと確信を持って言えます。
「上質の追求」
わが社は選択理論を基にした、高品質の人材教育を通して、顧客の成果の創造に貢献し、全社員の物心両面の幸福の追求と、社会の平和と繁栄に寄与することを目的とします。
『 勇気を持って自己変革し、伝説を残していきましょう 』
社会は、景気の回復に向けて歩み初めていますが、依然として多くの業界への打撃は重くのしかかっていることと思います。当然アチーブメントも例外ではなく、環境的側面において試練のときを迎えていると言えます。ビジネスとは価値と価値の交換ですが、どれだけ価値を提供したいと思っていても、提供できる環境がなければ成り立ちません。そんなとき一体どうすれば良いのかと、多くの人が思い悩み、諦めるという選択をすることもあるでしょう。しかし、それでは前に進みません。今こそ必要なのは、環境の変化に適応して、私たち自身が変革をしていくことなのです。
例えば、想像力を働かせて中長期の視点に立った商品開発をすることであったり、アフターコロナの市場開拓に向けて事前準備することであったり、顧客のニーズの変化に沿った提案を組み立ることであったり、できることはたくさんあるはずです。
その一方で、経営というのは、事業活動を行う経済的基盤を確立し続けなければ生き残っていけません。未来に向けて布石を打ちながらも、今日一日の売上をいかに伸ばしていけるのかを常に考え、長期と短期のバランスを取りながら最善を尽くしていく努力が求められるのです。
「自分がしたいこと」という私利私欲を乗り越えて、「お客様は何を求めているのか?」「社会は何を求めているのか」「そのために、何をすることが一番価値があるのか?」という視点に立って、会社と仲間とお客様を守り抜くためにすべきことに集中して取り組んでほしいと思います。それを感情に流されることなく、やり遂げられる人財こそが、昇進昇格していく人財なのです。
新型コロナウイルスが事業活動にダイレクトに影響する期間はそう長くないかも知れませんが、慢性的な影響はまだまだ続くことでしょう。いまこそ、全社員が心をひとつにして、大きな山を登り切っていきましょう。ぜひ勇気を持って自己変革し、自身の可能性を思う存分探求して、大輪の花を咲かせてください。みなさん一人ひとりの成長に、心から期待しています。