2009年最後のメッセージ

25日は、弊社受講生の近藤康子さんのご紹介で、
株式会社アスリートジャパン代表取締役社長 高津義信氏との
ご縁を頂き、第42回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞授賞式に出席させていただくことができた。
この賞はプロスポーツ界全般を通じ、国籍を問わず最も貢献度の大きい業績を残したと認められる選手または団体が対象となり、
報道各社の責任者によって選出されるそうで、日本のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年より毎年開催され今日を迎えられたということである。
本日、授与式に参加させていただいたのだが、その中でも最も印象に残ったのが、原辰徳監督の「礼」だった。
『原 辰徳殿』と名前を呼ばれてから、受賞までの姿勢が素晴らしい。
賞を受ける時も、礼をしたままずっと姿勢を崩さない。
この人は在り方が違うなと思った。
他部門で受賞された新人選手の中には、私の受けた印象として
”感謝の礼”が伝えられていない方もいたが、流石、原さんは受賞の仕方からも、その素晴らしいお人柄が表れてたのがとても印象的であった。
そして、素晴らしいメッセージを聞くことができた。
「自分は野球を愛して、野球ができること自体が幸せで、
その野球を追求して、素晴らしい仲間に囲まれて、そして今日
こうして、また賞もいただけて、本当にありがたいという一言である。
これからも野球界に貢献していきたい。」というメッセージだった。
2年連続、最高タイトルの「プロスポーツ大賞」受賞者の石川遼さんも「ともかく自分は自分を応援してくれる人に喜んでもらいたい。
そして、自分自身が最高のプレーをすることが、一番の貢献だと思う。」と感謝の気持ちが伝わる素晴らしいメッセージだった。
また、野村監督の言葉は一味あった。
「18歳からプロの世界に入って54年間、ただただ一筋に野球の道を歩んできて、この賞をもらって大変ありがたく思っております。
54年間野球一筋の道を歩んで来たがこれからも野球界に貢献していきたいと力強いメッセージであった。
私はかねてから”一筋の道を歩んでいる人に出会う、
そして一筋の道を生きている人と良い関係が創られていくものである
”と言ってきたが、
この道以外に我生かす道なしと打ち込んできた方々のメッセージは、
一筋の道を生きている私にとって、心を揺さぶる素晴らしいメッセージであった。
私自身も自分自身の人材教育コンサルティング事業を通して”人生の質の向上に貢献する”
というこの道を、これからも棺桶に入るその瞬間まで歩み通していく。
原さんは国連からも表彰されていた。
原さんの生き方自体が多くの人を啓発している。
わが社も、人材教育コンサルティングという職種そのものが、日本の社会に大きく貢献していると思っている。
そして、社員一人ひとりに理解して欲しいのは、それぞれの役割に徹するということ。
会社という事業体を通して、社員一人一人がそれぞれの責任と役割を果たして、
「アチーブメント」は初めて社会から大きな評価(賞)をいただけるものだ。
そのために私が最優先しなければならない仕事は、社員を育てることだと思っているので、
来年は更に社員の教育に力を注ぎたいと考えている。
プロスポーツ大賞授賞式の後のパーティーを後に、
今年09年度入社の新卒社員と交わりの時を持つことができた。
今年入社の若い社員と共に将来をつくり上げていけることが喜び
である。
先日の朝礼で、
「スケジュールはハードでも、どんな時でも社員との交わりを
大切にするから遠慮せずにいつでも言って欲しい」と、
私の今年最後のメッセージで伝えたところである。
来る2010年も全社員と共に悔いの無い1年にしたいと思っている。
このブログの読者の皆様にも本年はいろいろお世話になりました。
この場を借りて感謝申し上げます。
2010年は1月5日よりブログをアップしていく予定です。
2010年も皆様にとって素晴らしい1年になりますよう心よりお祈りしております。
皆様、良い年をお迎えください。
青木仁志

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