雪のニューヨーク

今日のニューヨークは雪景色である。

昨日で娘の留学関係の一連のイベントはひとまず一服した。
後はこの秋から10年生として入学するだけである。
昨日の親子3人の面談は、小学校受験以来であった。
娘が可愛いい。
まだ幼さを残した15歳である。
今回の米国受験で娘は明らかに成長した。
私立の小学校に入学してからストレートに歩んできたが、
どちらかといえば、流れに乗って中学卒業まで来たというところだ。
このまま大学院までストレートに歩める学生生活を捨てて、
米国の寄宿舎生活に入る。
多くの子どもたちが入りたくて目指している人気の私立高校の進学を
あっさり捨てて、米国に留学するという。

勇気があるというか、自主自立の人生を選択するところは私の血かもしれない。
親元から離れて自分の世界を広げていく。
ハイスクール卒業後、日本に戻るかそのまま米国の大学に進学するかは
未知数である。
思う存分生き抜いたら良い。
自分しか登れない人生という山を自分の足で登っていく。
私も必死に登って来たし、これからも登り続けていく。
気がついたら随分と登山パーティーも大きくなってきた。
会社もこの春で100名体制になってきた。

しかし、人数ではない。
何のために生きるのか?
何のために経営するのか?
個人ではできないことをする為に組織がある。
私自身も、”人生の意味と目的”をこれらも追求していく。
今後も娘には”自分の足で立ち、自立した人間として
責任ある人生”を生きてもらいたい。
私の人生は私に責任がある
私には価値がある
私は私らしく、ありのままの自分を受け入れ、自然体で生きていく
娘には言葉を多く使わずにこのことを伝えてきたつもりだ。
人は一人で生まれてきて、一人で死んでいく。
悔いない人生を全うしてもらいたい。
親に出来ることは限られている。
彼女の望む教育環境を与えてあげられることと、求められたら適切な助言を与えられる人間であること。
など限られたものでしかない。
いよいよ巣立つ時がきているようだ。
寂しさも半分、嬉しさも半分、これが父親としての本音の気持ちである。
今日は雪のニューヨークを親子で一日過ごせることを楽しみたいと思う。
明後日は東京である。

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