2017年10月12日。アチーブメントは30年という一つの区切りを終えた。
創業当初は、池上線長原のマンションオフィスで、5名の社員数で始めた会社は、
量ではなく、質、クオリティを追求した結果、グループ従業員数187名となった。
創業当初、「利益は目的ではなく結果である。経営の目的は縁ある人を幸せにすることだ」と断言するこの30代の若い経営者は、
「青い」「そんなきれいごとでは会社をつぶす」と経営者先輩方に笑われた。
しかし、当時、笑った経営者の会社は、ぽつりぽつりと名を聞かなくなり
30年後、アチーブメントは東京帝国ホテルで、30周年記念パーティーを開くことができた。
日本全国から800名を超える、当社を支えてくださった方々にお越しいただいた。
中小企業基盤整備機構の高田理事長の乾杯のご挨拶に始まり、
PHP研究所常務取締役の佐藤悌二郎氏、IKK株式会社の 金子 和斗志氏にもご挨拶をいただき、
さらに、私の恩人であるサントリーホールディングス代表取締役副会長の鳥井信吾氏は、
どうしても外せない別の予定の合間を縫って、数分のご挨拶のために駆けつけてくださった。
頂いたメッセージの一つひとつが、重く、見に余る光栄なものばかりであった。
逆に言えば、そのご期待にこれからも応えねばならないと、決意を新たにした。
かつて帝国ホテルで周年パーティーをやると決めてはいたが、何より描いていたのは
そこにふさわしい、値するだけの、信頼と規模になった会社を創ることを目指すということである。
旧教育基本法第一条に基づいた国家への真の貢献となる「人財教育」を追求した結果、
今回、このように一つの通過点を迎えたことは喜ばしいことである。
「なぜ30年間続けられたのか」と聞かれれば、一言でいえば『黄金律』を貫いたからに違いない。
黄金律とは、「何事でも他の人々からして欲しいと望む通りのことを他の人々にもそのようにせよ」という
天からの「命令」であり、私の生涯の規範である。
アチーブメントの活動もこの黄金律が土台にある。そして、これからもあり続ける。
そうすれば、この会社は永続発展していくと私は確信している。
これからも一点の曇りもなく、アチーブメントグループとして
5つの基本的欲求が満たされる価値ある商品・サービスを提供していく所存である。
ぜひ、アチーブメントに携わるすべての方々と、
これからも縁ある人々の幸せに貢献する人生を全うしていきたい。
2017年10月12日。アチーブメントは100年企業に向け、また新しいスタートを始めた。