昨日は弊社の社内結婚の式典と披露宴に出席させていただいた。
一言で感動の連続の結婚式だった。
新郎新婦のプロデュースということだが両親に対する感謝と兄弟姉妹の愛情の深さ、
また仲間に対する心温まるメッセージととにかく泣きっぱなしの結婚式であった。
嬉し泣きの連続は心が洗われる思いである。
式の中で弊社の専務が素晴らしいスピーチをした。
そのスピーチで披露された詩をご紹介する。
砂の上の足跡
ある晩、男が夢をみていた。
夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いているのだった。
そして空の向こうには、彼のこれまでの人生が映し出されては消えていった。
どの場面でも、砂の上には二人の足跡が残されていた。
ひとつは彼自身のもの、もう一つは神のものだった。
人生のつい先ほどの場面が目の前から消えていくと、彼はふりかえり、砂の上の足跡を眺めた。
すると彼の人生の道程には、一人の足跡しか残っていない場所が、いくつもあるのだった。
しかもそれは、彼の人生で特につらく、悲しい時に起きているのだった。
すっかり悩んでしまった彼は、神にそのことを尋ねてみた。
「神よ、私があなたに従って生きると決めた時、あなたはずっと私と共に歩いてくださるとおっしゃられた。
しかし、私の人生の最も困難なときには、いつも一人の足跡しか残っていないではありませんか。
私が一番あなたを必要とした時に、なぜあなたは私を見捨てられたのですか?」
神は答えられた。
「わが子よ。私の大切な子よ。私はあなたを愛している。
私はあなたを見捨てはしない。
あなたの試練と苦しみの時に、一人の足跡しか残されていないのは、その時はわたしがあなたを背負って
歩いていたのだ」
作者不詳
専務がこの文章を読み上げてくれた時、涙が頬を伝わった。
親の人生は、まさに神のこの行為に近い又、夫婦も同じように相手が背負ってくれていることが多々あるものだ。
後でそのことに気がつくことも多い。
今日の結婚式はとにかく感動の連続だった。
亮太君と妙さんのご両人と御両親そして結婚式にお集まり頂いた全ての方に感謝する。
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