F1と経営

F1、この究極の世界。
本日は第十戦目を迎え、舞台はドイツだった。
1886年、ドイツで車が誕生し120年を迎えるが、常に究極の速さを求めてレースは続いてきた。
勝利を決めるものは何か?
経営にも相通じるものがある。
マシン、ドライバー、タイヤ、戦略、ピットクルーという内的要因と天候やコースコンデション、などの外的要因が複雑に絡み合い結論、順位が決まる。
速い車、遅い車、勝てるドライバー、勝てないドライバー、その差はどこにあるのか?
勝負は総合力で決まる。
面白い世界だ。
経営も同じだ。
同じ時代環境の中で戦っていて、儲かる会社、損をする会社、様々である。
私の好きな言葉に「成功に説明はいらない、同じように失敗に言い訳はいらない」という言葉があるが、結論は総合力が上回る会社が勝つ。
長期にわたって勝ち続ける会社には、必ず他社に勝る技術力や営業力、さらには経営戦略や人材採用、人材育成の技術が求められる。
偶然の勝利はない。
偶然の敗北もない。
全ては必然である。
F1の世界では、レースに参加している全てのチームと全てのドライバー、全てのピットクルーは何が何でも勝ちたいと思っている。
しかし、真に実力がないと実際に勝利を手にすることはできない。
皇帝ミハイル・シューマッハが引退して2年、今季チーム・マクラーレンのハミルトンが初めて2連勝を果たした。
凄い集中力である。
勝つことへの執念を感じる。
残り8戦、世界の頂点を目指し、勝利に向かってあらゆることをコントロール出来たチームとドライバーが頂点に立つことだろう。
弊社も40期売上100億経常利益20億円、社員500名を目指している。
人材教育コンサルティング会社としてF1のように世界の頂点を目指している。
一度の人生だ。二度ない人生だ。
目指して、目指して必ず手に入れたい世界、それが人材教育分野世界最高峰の栄冠である。
その為には、その世界最高峰を目指すレベルに合った人材採用をしなければならない。
そして人材教育と人材育成、さらに他社を圧倒する商品開発戦略、営業・マーケティング戦略、財務戦略、など現状を変革していく必要がある。
経営に置き換えてみると、マシンは商品力、ドライバーは経営者であり幹部の能力、タイヤは営業・マーケティング力、戦略は常勤役員を中心にした経営首脳陣の戦略思考力、ピットクルーはディフェンスを担当する経営本部の人材と考えてよいだろう。
そして、天候やコースコンデションは自社を取り囲む社会環境であろう。
今、弊社でもF1ドライバーのような優秀な人財が日々勝負をしている。
彼らの未来を切り開くために、私も経営者として最高の企業経営を心掛ける。
F1世界に置き換えてみると、私は自らもハンドルを握るドライバーをやりながら、チームを勝利に導こうとしているという状況だ。
今後も真の後継者が育つまでは、しばらくは二足のわらじを履き、能力開発のプロトレーナーとしての役割と経営者としての役割を両立しなければならないだろう。
一日も早く、マインド・ノウハウ・スキルの三点が揃った若手のプロトレーナーやプロコンサルタントを育成しなければならない。
そして、日本全国にプロスピーカーを1000名育成し、選択理論とアチーブメントテクノロジーを世に広めていく。
こだわりを持って命続く限りこの夢を追求していきたい。
目指すは世界最高峰だ。
今、深夜2時を過ぎたところだが、熱い思いは私を動かしている。
明日は久しぶりの休日である。
戦う前に勝つシナリオを描く。
じっくり再度、戦略を練り直してみよう。

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売上56億円、経常利益18億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

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