朝の読書

今朝、グッドウィル・グループ・会長で元日本経団連理事の折口雅博氏の著書「プロ経営者の条件」を読んだ。

成功の研究は、表の研究と裏の面からの研究、すなわち成功と失敗は紙一重であるということから複眼的に研究していく必要がある。
折口氏は何故、わずか10年で1000億企業を創り上げることが出来たのか?
またグッドウィル・グループの最近の厳しい現実を引き起こした最大の原因は何か?研究に値するテーマである。
私は過去にもライブドアの堀江氏や、数多くの成功と凋落の狭間を経験した経営者の著書を研究してきたが、絶好調の時に書いている著書の内容は100%全て正しい。
その後何かが起きている。
急成長の結果、人材の育成が追いついていなかったとか、目先の利益を追求して社会問題を起こしてしまったとか、いろいろ後付で結論を付けることは誰にでもできる。
大切なことは、企業の規模ではなく、誰にでも失敗や失脚の可能性はあるという健全な恐れを持つことが大切だ。
原因を分析すれば、必ず答えはある。
偶然成功する企業がないのと同じで、偶然失脚したり失敗したりすることはない。
著書を読ませていただくと、成功のエッセンスがふんだんに盛り込まれている。
なるほど、だから成功したのだということがわかる。
では、何故?今の状況になったのだろう?
油断か?何が凋落の本質だろうか?
私は上場企業の株を数社、所有しているが企業の情報を得ることは株価予想に不可欠なものだ。
いろいろな経営者と付き合っていると、人それぞれの価値観があり、経営の手法も違う。
しかし、つくづく思うのは、世間で一流企業といわれている企業の経営者は間違いなく“人格者である”という事である。
食品飲料業界では、サントリーの鳥井信吾氏やキッコーマンの茂木賢三郎氏、キリンビバレッジの前社長の阿部洋己氏など皆さん素晴らしい人格者である。
お付き合いいただいていて、いつも人に対する配慮や気遣いには心打たれる。
ただ、折口氏も、2005年7月日本赤十字社対する貢献で紺綬褒章を受章しているので奉仕の精神はお持ちの方なのだろうと思う。
奉仕や貢献も目的はどこから来ているかはなかなかわからないものだが経済的に豊かであれば奉仕も可能になることは事実である。
企業経営は難しいものだ。
私も早くから社会に出て、徒手空拳で一介のセールスパーソンから上を目指して上っている過程なので、人のことを言うほどの立場ではない。
これからも、常に成功の原理原則を忘れず、宇宙の成功法則に素直になり、理を合わせ、世の為、人の為に、そして自己実現の為に、社会が求める理念経営を貫いていきたい。
どこまで上れるかは私の器量と幹部社員の器量で決まるだろう。
一度の人生、二度無い人生を悔いなき人生にするために人財教育の世界の頂点を目指す。
アチーブメントは「教える」を事業に今後とも拡張をしていく。
今日は深い学びが出来た朝の読書だった。
朝の読書は意識を拓く。

中小企業経営者のための
高収益企業を実現する
2つのポイント

売上56億円、経常利益18億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

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