先週、一週間を振り返って自分なりに納得した一週間だったと思う。
一年間は、秒にして3153万6000秒、分にして52万5600分、時間にして8760時間、日にして365日、
週にして52週、月にして12か月、本気で走りぬいているだろうか?と自分に問いかける。
人生にはいろいろな出来事が起こるが、それは偶然なのか?必然なのか?考える。
私は運命というものは否定しないが、運命に身を任せるタイプの人間ではない。
川の流れは変えられなくても泳ぎ方は選べる。
天気は変えられなくても傘や洋服は選べる。という思考の持ち主だ。
以前、ヨットをやっている友人と話をしている時に彼は同じことを言った。
大海原でレースをしている時に波や風のせいにはできない。
同じ気象条件の中で技術を競う。
ここがポイントだ。
人生も仕事も、すべて環境のせいにして自助努力を怠ってはならない。
常に自助の精神を大切に日々、方向性をもった努力をしていけば必ず道は開けるものだ。
先週、松下幸之助翁の側近を務めたことのある中 博氏と夕食を共にさせて頂いたが、
本当に多くのことを学ばせて頂いた。
松下幸之助翁は、54歳で戦後のGHQの財閥解体等で、一時は多額の負債を背負い、
税金の滞納をされた時代があったということ、そして55歳からいよいよ事業を拡張され、
会長職に就いてから80歳まで、常に現場にいて後継者の育成に尽力されていたこと、
85歳で松下経営塾を設立され、94歳まで世のため人のために生きられたことをお聞きして、
“私の人生はこれからが本当の意味での拡張の時を迎えるのだ”という認識を深めることが出来た。
人生5段階説を改善することにした。
学習の段階(17歳から27歳)、指導力開発の段階(28歳から35歳)、挑戦の段階(36歳から45歳)、
これは良いとして富の形成(46歳から60歳)、社会還元の段階(61歳から80歳)を拡張して、
100歳まで自己成長と社会のために生きる決意をした。
中さんとお話をして、20年生きる選択をさせて頂いたことになる。
自分でここまでと考えると、確かに天は上でスイッチを切られると思う。
自分からスイッチを切ってはならない。
どこまでも生かされている間は使命を全うしていくことにしよう。
今日は日曜日、これから平塚に向かう。
私の生みの親が私を待っている。
老い先短い母親にこの1週間の出来事や家族の話を聞かせることが子としての務めである。
今があるのは母親のお陰、常に原点を忘れず生きていきたい。
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