選択理論を用いたマネジメントが何故効果的なのか?
先日、ある経営者から質問を受けた。
シンプルに表現すると、選択理論は相互尊重、相互尊敬、相互理解という双方勝利のアプローチを取るのでお互いの人間関係から恐れが取り除かれコミュニケーションが円滑になる。
円滑なコミュニケーションからは、目標達成にとって非常に重要なチームビルディングが生み出されていく。
そして、部下と効果的なコミュニケーションをとるためには、一切の恐れを取り除くことである。
部下との関係で恐れが支配的になると、部下は頭を使わなくなり言われたことしかしなくなる。
その反対に、創造性を発揮できる環境を創りたければ、関わり合いを強化し、恐れを取り除く必要がある。
人を成長させ、自己実現させることが出来る環境を創らなければ、人も組織も発展しない。
上位下達的なボス型のマネジメントの限界は、上司がコントロールしなくなると一気に減速するにある。
また、不信や裏切り、敵対関係からくるトラブルが多い。
単純な仕事もうまくいく方法で、楽しくやれるようにシステムを整備すると良い。
この社会を見ると、創造性の妨げとなるような職場環境を良く見かける。
経営者や上長が外的コントロールを使っていると組織の頭脳は停止し、最低限のアウトプットしか手に出来ない。
経営者が外的コントロールを使っている場合、部下から反発が出て、部下の口から「尊重されていない感じがする」「自分の存在価値や、役割がわからない」といわれることになるだろう。
私も以前は、正解を提示し、そこにすべての人をひきつけ、迷いを吹っ切らせる手法をよくとってきた。
残念ながら人が育たないやり方である。
ある日、気がつき、やり方を変えた。
そこから組織が変わった。
選択理論的アプローチは、“人ではなくやり方の改善に焦点を合わせる”。
批判、文句、責める、ガミガミいう、脅す、罰する目先の褒美で釣る。
これは全て失敗するやり方である。
人間関係は長期的に本質的に客観的に考えることが大切だ、目先の損得で生きたら決して良いことは無いだろう。
お互いの人間関係をお互いの願望よりも優先すること、お互いに良い人生を生きていきたいものだ。
自分にも他人にも気分がよく、且つ高いレベルの業績を生み出す「双方勝利のマネジメント」を実践していくことが成功の近道である。
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