仕事柄いろいろなホテルに行くことが多いが、ホテルにも人間と同じように品性というものがあると思う。
今朝はホテルオークラで朝食をとったが、ホテルオークラは私のお気に入りのホテルだ。
家の近くでもあるので時々利用しているが、ホテルオークラのスタッフの対応は一流である。
米国系ではリッツカールトンホテルも素晴らしいが、日本のホテルではホテルオークラは私にとってベストのホテルである。
歴史と実績も素晴らしいが何よりも対応が気持ちよい。
スタッフも一人ひとりもてなしの心を持っている。
品性とか教養というものは自然に滲み出るものなのだろうが、品性や品格というものは大切にしたいものだと思った。
人間も同じだと思う。
いろいろな友人がいるが、家柄もよく、教養もあり、経済的にも豊かな品格の有る人と居ると精神的に満たされるものがある。
逆にどんなにお金があっても品性や品格が欠落している人と居ると心は喜ばない。
私はまだ修行の身なので、成り上がりのグループに入っていると思うが、これから更に精進を積み重ね、そのような品格や品性の兼ね備えられた人物になりたいと心から願っている。願っているので叶えられると信じている。
子どもの頃にお金の苦労をして、貧乏から抜け出て、次に教養を得たいと必死に学び努力して、学び気がついたら53歳になったが、子どもの頃の環境やハングリー精神で掴んだ成功体質をその上の、「完成された利他の心」まで昇華させるには時間がかかるものだ。
まだまだ修行が足りないと思う。
日々努力研鑽を積み重ね、自分で自分を良くやったと褒めてやれる人生を全うしたいと考えている。
品性、品格を大切に生きていきたいと思った今朝である。
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