日本経済新聞社に掲載される

昨日の日本経済新聞社の「働く日本」のコーナーに弊社の記事が掲載された。
弊社に対する日本経済新聞の表現は、「人材研修会社のアチーブメント」という表現だったが、自社の社会的なブランドを考えるときに、他社評価でみると人材研修会社という表現が一番適切なのだろうと改めて確認できた。
考えてみると21年間、確かに研修一筋の人生だった。
人材教育コンサルティングという表現は広がりを感じるが、実際に自社の本質を見ると日経の表現が最も本質を突いていると感じた次第である。
唯、現在は研修だけではなく、研修業務を核として、若手のコンサルタントを中心に採用関連のコンサルティング業務や、組織開発、ブランディングコンサルティグ業務、子ども教育や家庭教師派遣事業、大学生を対象とした若年層キャリア支援事業等に広がりを見せてきている。
又、周辺事業も今後益々拡大傾向にある。
完全子会社としてアチーブメント出版や社員の健康管理と顧客への食の提供を行うアチーブメントダイニングもこの7月には稼働を始める。
今後、自社の人材を確実に育成してくことにより、自主自立の精神に富んだ起業家を社内から育成し、分社経営に入っていくことも経営の視野に入れてある。
私も若い時から様々な物事にチャレンジしてきたが、弊社の優秀な人材を“社会の逸材として育てていくこと”が人材教育事業を行う経営者として、また人材研修トレーナーとしての私の役割であると考えている。
自社の社員を育てることが出来ずして他社の社員の研修をアウトソーシングで請け負うことはできない。
まず、常に自己の確立が先で、その次は自分の組織、そしてサービス拡張して社会に広げていくことがアチーブメント流である。
私は職人的な経営を大切にしてきた。
それが弊社の着実、堅実な経営の原点であるが、逆に急速な事業発展の阻害要因にもなる。しかし、あえて急速な発展を目指さずに、常に人材の育成を第一にしてきた理由は私の考え方と業種的に人を対象にした無形の専門サービスの提供事業ゆえに私が選択してきた戦略である。
人材の成長無くして企業の発展はない。
専門サービス業は人材の育成が最大のテーマである。
なぜならば人材が商品を表すからだ。
そういう意味で、顧客の視点に立ち、人材の育成を常に優先し、「利益は目的ではなく結果である」という考え方が私を守ってきたと考えている。
目先の損得ではなく、あくまでも対象顧客の成長と発展と成功に焦点を合わせ、顧客の得ていただく利益の中から弊社のサービスの代価を支払っていただけるように努力してきたつもりである。
それが、紹介87.5%というローコストオペレーションの元となる紹介営業が実現している理由だと考えている。
私が経営をしている間はとことん顧客の利益を優先する考え方を貫いていく。
また後継者も私と同じ価値観の人間を選択する。
なぜならそれが事業経営において最も大切なことと信じているからである。
若い時にトップセールスマンを経験したが、成功の最大要因はお客様からのご紹介である。そして、若くして営業の組織長に抜擢され、そこで良い成績を出すことが出来たのもメンバーの良い働きのお陰である。
本気でメンバーを勝たせることに専念した結果、良い成績を収めることが出来たわけだ。
そして今は、人材研修トレーナーとして、対象受講生の成功に最大の関心と貢献を目指し、受講生を成功させうる最高最善の最良の研修のシステムを考案し、今日まで研鑽を積み更なる貢献を目指している。
また、経営者として社員を幸せにしたい、もっと良くなってもらいたい、私が自分の可能性を切り開いたように社員にも同じように自己実現してもらいたい。
その思いから最良最善の経営の仕組みを日々考え改善を積み重ねている。
私の経営は「人間尊重の組織運営」という表現で表すことができる。
人を大切にして、相手の望みを叶えられる存在として日々、努力精進を積んでいけば誰でも物心ともに豊かな人生を手に入れることができるというのが私の信念である。
今日から第438回目の新・「頂点への道」研修が始まる。
人材研修トレーナーとしての天職に感謝し、最善の研修を務めさせていただく所存である。
自分の存在価値と存在理由を明確に他社評価から確認できたことは、今更ながら立ち位置が明確になった思いである。
日本経済新聞社に心から感謝申し上げる。

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