物心共に豊かな人生の実現を人は望んでいる。
どうしたらそれが手に入るのか?
シンプルにまずそれを心から望むことである。
どうすればそれを心から望むことが出来るかと言えば、
経済的にも精神的にも貧しい経験をするということである。
貧乏、劣等感、虐げられた経験、自己憐憫、
大病経験から来る病気への恐怖、
愛の喪失、無価値観、倒産、投獄、等々
とことん追い詰められ、苦しんだ経験ある人は
どうすればその苦しみから逃れられるのかを真剣に求める。
人はより良い人生を求めて行動し続ける。
松下幸之助氏が御自身の成功の三大要因を尋ねられた時に
「貧乏で、無学歴で、病弱であったから」
とお答えになられたという話は有名な話だが、私には理解出来る。
「あらゆる生き物は逆境の時に成長し、順境の時に衰退する」
という言葉があるが、人は順境になると怠け者になる傾向がある。
親は子のために金を残すが、必ずしもそれがその子のためになるという保証はない。
人生の不思議である。
無いから生み出す。
無いから手に入れるべく努力する。
あれば努力する必要はなくなる。
能力開発の研究をしていて、
結論は本人が求めないものは手に入らないし、
入ったとしても本人が求め続けなければ失うということである。
非常に興味深いテーマである。
どうしたら人は物心共に豊かになれるのか?
私は求めて与えられた。
「求めよさらば与えられん」
聖書に書かれている神様の約束である。
誰でも永遠の命を与えられるという約束を神様はしてくださった。
しかし、それを本気で求める人は少ない。
目に見える富はわかりやすいが、
目に見えない永遠の命はわかりにくいのだろう。
何れにしてもこの世は、目には見えないが
あらゆる現象の源に形をなすエネルギーが存在している。
これを研究し、追求していきたい。
祝福された人生を生きていけるように、今日も最善を尽くすのみ。