人の幸せとは

社員をいかに物心両面の豊かな人生に導くことができるか。

これは私が常に考えていることで
あるが、先日、ハワイにて、PHP研究所代表取締役常務であり、松下幸之助研究では日本でもトップの知識をお持ちである、佐藤悌ニ郎氏とも出版の打ち合わせをする中で人の幸せについても意見を交わす機会があった。
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人の幸せとは、その人の天分を発揮したときに
感じるものである、とひとつの見方として言えるだろう。
人にはその人の天分があり、それを存分に発揮できたとき大きな充実感を得ることができる。
社員の幸せを考えるうえでも、長いキャリアの視点に立って
人の良いところを伸ばせる「適所適材」の人事配置をすることが
重要になってくる。

松下幸之助翁は、“幸福の条件”について下記のように述べているという。
一、 自分が幸せだと思うこと
二、 周りの人がそれを認めること
三、 自然の理法にかなっていること

一、ニの「幸福」は、多くの人もイメージできるものであろう。
しかし、三の「幸福」は、さすが松下幸之助翁であると、大変学びになった。

自然の理法にかなっているということは、
無理なく自然体ということである。

「合理」という言葉があるが、「理」に「合う」と書いて合理である。
「理(ことわり)」とは、「道理」「真理」「原理」の「理」である。
言い換えれば、原理原則に従って生きるということが、
理に適った生き方であり、
ほんとうの意味での幸せのあるべき姿だということだ。

与えられた天分を発揮するためには、まず自らの天分を知らねばならないと思う。
そのためには、目の前の仕事に全力投球しないことには、
その判断ができない。
ひとつひとつの仕事を全力でやりきって、はじめて見えてくるのが
天分ではないだろうか。

佐藤悌ニ郎氏との時間は大変深い学びになった。
書籍も来年には出版予定でいるので、ぜひ楽しみにしていただきたい。

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