先日、経営実践塾生限定のイベント
クオリティカンパニー倶楽部in Hawaii
理念経営の本質を語る2dayスペシャルツアーにて
ハワイで活躍する日系企業のSun Noodleさんを
訪問させていただいた。
Sun Noodleは、ハワイで出店しているラーメン店の
麺のシェアが100%と、ハワイになくてはならない
製麺工場である。2004年にはアメリカ本土にも
進出し、カリフォルニア州とニュージャージー州にも
展開するなど、シェアを拡大し続けている。
今回は、Sun Noodleの夘木 栄人社長に
お話をお伺いすることができた。
創業当時は、夢を叶えて生活が裕福になることを目的に
会社経営をされていたそうだが、ある日物欲や我欲を満たす
だけでは空しさを感じ、会社は本来何のためにあるのか?
会社経営者である前に人としてどうであるべきなのか?という
経営の本質に気づき、共に働く人を大切にし、
経営理念を目的に事業活動を行うことを決め、
理念経営を実践されたのだという。
その結果社員との会話が増え、お客様を喜ばせたいという思いが行動となり、
事業が大きく発展を遂げたのである。
夘木社長の成功の秘訣を尋ねると、こう答えてくれた。
第一に、動機善で相手の喜ぶことを行うこと。
とにかく自分に縁ある人を幸せにしたいという心の在り方が重要だとのことである。
第二に、製麺一筋でそれ以外のことを考えないということ。
専門家としてその道を貫くからこそ、ノウハウの蓄積が生まれ、発展を遂げたのだ。
第三に、身の丈を忘れない適正経営を心がけたということ。
無理な拡張はせずに、社員を育て、自己資本を充実させるように心がけ
慎重に判断し少しずつ拡張してきた。
ということである。
成功する人は、やはり成功の原理原則を実行
しているのだということを再確認させていただく機会となった。
ハワイのラーメン店の麺シェア100%という
ことなので、是非皆様もハワイを訪問された際には
ラーメン店に立ち寄られることをお勧めいたします。