先日は株式会社オトバンクの上田社長と、「上田渉のこの人がおもしろい!」というポッドキャスト番組の収録を行った。
テーマは「一生折れない自信のつくり方」を中心に、私自身の転機や今後のビジョンも含めてお話をさせていただいた。
私自身、17歳で社会に出た時は何もなかった。お金も、学歴も、家柄もなければ体力もない、自信もない状態だった。そんな私も、少しずつ自信をつけることで、今は自分の思い描く人生を手にすることができた。
自信とは思い込みにすぎない。健康診断をすれば数値として測れるようなものではなく、目に見えない、実体のないものだということである。だから、何もなくても自信満々の人もいれば、一流大学を卒業しても、自信のない人もいっぱいいる。自信は過去の達成経験、突破体験から形成されてくるものであるが、突破体験を重ねていても、自己承認ができなければ自信にならない。
だからこそ、一番はじめに必要なことは、自己愛であり、自己承認なのである。言い換えるならば、「私は私のままで素晴らしい」「私には価値がある」ときちんと認められることである。
とは言え、かく言う私もいきなりそう思えたわけではない。インテリジェンスの高い人からすれば考えられないことかもしれないが、「お前はセールスの天才だ!」と鏡にむかって自分に言い聞かせ、根拠のない自信をつくり、「もっと良くなりたい」というハングリー精神で動いてきた。そこから徐々に実績を積み重ね、根拠のある自信が形成されてきた。
そこでようやく、実績が生まれる、自信が形成される、さらに挑戦する、さらに自信になるという良いはずみ車に乗ることができた。
はじめは小さな目標を設定し、それを達成したら自分をとにかく承認することである。なぜなら私たちにはひとりひとり価値があり、それを他人と比較してとやかく言われる必要などないからだ。
ひとりひとりの人生は、ひとりひとり違う山を登っていくことだ。誰も他人の山を登ることができない。
自分のベストを尽くし、自分と身近な人から順に幸せにし、望む人生をあゆむことができたら、誰でも成功者であるとつくづく思う。
この番組は来年1月ごろに配信予定である。
またお知らせさせていただくが、無料であるので、ぜひ多くの方に聴いていただきたいと思っている。
良い情報との出会いはその人の人生を根本から変えるときがある、と私は考えている。
この番組がその出会いのきっかけになれば、これほど嬉しいことはない。