本日は25冊目の著書となる、「自信力の高め方―あなたの人生を決定する自信の法則―」(アチーブメント出版刊)の打ち合わせをした。
自信の本質は何か?
辞書によると“自分が正しいと信じて疑わない心”とあるが、
何が正しいのかは実は誰にも答えは出せないものだ。
どちらが成果に結びつくか?ということに対して、
こちらの方が成果が出るという答えは出せるが、人それぞれ正しさの知覚は違うというのが真実だ。
人が説得されるときは実の世界である。
何故ならこういう実績があるから、という実績で証明される。
事実は誰も否定できないからである。
自信は単なる思い込みだが、この自信がなければ物事は成就しない。
信という文字は信念、信仰、信頼、信用、など成功の土台となる文字に多くついている。
それを否定する不信や不信仰、不安、不満などはすべて失敗の土台となるものばかりだ。
今回の企画は面白いと思う。
私の人生は“自信の無いことに自信を持つこと”からスタートしたようなものだ。
最初はまさにゼロからの挑戦である。
だから成果や結果が出れば全て自信に繋がる。
すなわち、成果を出して行く過程で、上司を信じる他信から、自分を信じる自信に変わったということだ。
お世話になった上司を信じ、ただ言われた通りに実行しただけである。
成功できない人間は、人のことも自分自身も信じることの出来ない人間だ。
この本は私の本質的な研究課題の一つである人間の能力開発の本質に迫る内容である。
是非、期待して頂きたい。
自信を持つためには、先ず失敗と言う言葉を捨てて、全て経験と捉えることだ。
IBMの創立者であるトーマス・ワトソンジュニアも
「成功する秘訣は若い日に失敗の数を倍にすることだ」と言っている。
私も沢山の経験を授業料で払ってきた。その全てに今は感謝している。
「当たり前のことを、特別に、熱心に、しかも徹底的に、実行すること」
これが自信力を高める究極の答えだが、当たり前は事前対応の領域である。
事後対応を熱心に行っても成果は出ない。
昨日のブログに書いたが、成果の出る時間の使い方を体得することが、自己概念を高め自信力を高める秘訣の一つである。
共に、悔いない人生を生きて行こう。
究極は死を迎えるときに、どれだけ自分の生き方を自分が認めることが出来るかだと思う。
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