色々な経営者と交わり感じることはそれぞれの思考の中に現実があるということだ。
うまくいっている人にはうまくいく理由がある。
うまくいかない人にはうまくいかない理由がある。
経営とは人、モノ、金をうまく使い、利潤を生みだし、資本を増やすことであると松下電工の会長だった丹羽正治氏は定義していたが、人使いのうまい経営者は成功しているし、世の中に必要とされる有形無形の商品やサービスを提供している経営者も成功している。
そして金の使い方もうまい下手がある。
私は業種柄、必要以上に借金をする必要がないので無借金経営を目指し自己資本率70%経営を心掛けてきたが、借金の好きな経営者も沢山いる。
借り入れを起こすとその時は楽になるが必ず借りた金は返さなければならない。
最大の資金繰りは営業であり、それも納品したら必ずその月か翌月には支払っていただく。
出来たら前受金を事前に頂き納品月には回収するぐらいの考え方が求められる。
弊社は今年で27期目に入ったが100年企業を目指して健全な財務体質を堅持し続ける。
経営はとても面白くやりがいのある仕事である。
創意工夫が決算書に反映される。
人、モノ、金をうまく使える経営者であり続けたい。