11月12日、レーシングドライバーの平川亮選手がFIA世界耐久選手権にて
「チャンピオン」のタイトルを獲得した。
日本人では三人目、最年少での獲得となる。
平川選手は18歳で『頂点への道』講座スタンダードコースを受講し、
その後、個人的に応援団長・メンターとして彼のメンタル面の相談に乗り、
アチーブメント株式会社としてはスポンサーとして応援してきた。
そんな彼が、世界の頂点に立ったことを大変嬉しく思う。
そして15日に、世界の頂点に立った平川亮選手が、
凱旋訪問をしてくれた。
その際に改めてタイトルを獲得できた理由を尋ねたところ、
以下のような答えが返ってきた。
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レースはチームプレイです。
自分と組むドライバーや、マシンを調整するエンジニア、メカニックなどの、
最も大事なメンバーからの信頼を得られたことが
勝利の要因でした。
彼らとの信頼関係を深めるために何よりも大事なことは、
速い選手だと相手に認めてもらうこと。
誰もが「速く走れる選手と組みたい」と思っていますから、
テストでも本番でも速いタイムを刻み続けました。
速く走れる選手でないと、何を言っても説得力がありません。
当たり前のことかもしれませんが、やはり日頃の生きる姿勢や、
レースにかける思いが大切なのだと思います。
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高い専門性をもつメンバーの信頼を得ることで、
それぞれの強みを差し出し合い、
今回の結果に繋がったのだろう。
そして、その現象をつくり出したのは、
まさしくプロフェッショナルとしての平川選手の日々の生き方である。
プロとアマの違いは捉えている基準の差にある。
基準の高い日々の生き方によって、
同じく基準の高い力のある人々の信頼を得ることができる。
まさに私が28年間『頂点への道』講座スタンダードコースで
伝え続けてきたことだ。
受講生の活躍ほど嬉しいことはない。
これからも応援し続ける。