米国インディー500に参戦中の佐藤琢磨氏を応援する

5月29日(日)インディアナポリスでインディー500を観戦した。
今年はインディー500の100周年ということで
レース会場は大変な盛り上がりを見せていた。
全米のみならず全世界から10万人にも及ぶモータースポーツファンが駆けつけて熱狂的な声援を送っていた。
F1からインディーに参戦した佐藤琢磨氏の
パーソナルスポンサーを務めている関係もあり、
フロリダ州オーランドで先日開催された

 

ASTD人材教育展からインディアナポリスに入り、
レースを楽しませていただいた。
レースは大変素晴らしく、観戦しながら多くの学びがあった。
また、今回は素晴らしい出逢いがあったことも大きな収穫であった。
佐藤氏は20周目でクラッシュに見舞われ残念ながらリタイヤしたが、レース後、佐藤氏と夕食をとりながらレースの振り返りを
お聞きする機会を頂戴した。
分かり切っていることかもしれないが、
モータースポーツはチーム戦であるということを再確認した。
レース場でレースカーを運転しているのはドライバー本人だがモータースポーツはいくら運転技術が良くてもそれだけでは勝てないということだ。
昨年の茂木でも感じたことだが、佐藤氏がどんなに、何台抜いてもレースストラテジーやピットインのチームクルーとの連携がうまくいかなければ勝つことは出来なかった。

 

モータースポーツはチーム戦である。
結果はシビアにレースをしているドライバーの評価と未来を決めるが、
結果は現象であり、チームの総合力が勝敗を分けるということである。
チーム選びからレースは始まっているということだ。
逆に考えればチームオーナー側からみればドライバー選びから
レースは始まっているということである。
経営も全く同じことが言える。
良い勉強になった。
又、今回、最終ラップの最終コーナーで壁に激突し、

 

勝利を目前にしてチャンピオンを逃した選手もいた。
運というものがあるとしたら、運が無かったということだろう。
しかし、プロの世界には運を云々する人間はいない。
勝ったか、負けたかである。
リザルト、結果は雄弁に語る。
説明の必要なしである。
逃した魚は大きい。
インディー100周年のチャンピオンと2位では全く価値が違う。

 

後、100年たっても、チャンピオンは常にチャンピオンとして扱われる。2位の人の名前を覚える人は少数である。
ビジネスもスポーツも勝たなければ忘れられる。
勝ち続けるためには凡人であってはならない。
非凡であるということが成功者の共通項である。
もちろん最善を尽くしたことは誰もが認める。
しかし結果は語る。
プロの世界は
言葉で語るのではなく
結果で語る世界である。
行動も価値はある、
しかし結果に結びつかない行動には
価値を見出さないのがプロの世界である。
結果からからの逆算。
これがすべてである。
良い学びになった。
東京に戻り、会社経営に活かせる学びとなった。
今回の約10日間の米国出張は
今までの海外出張の中でも、いろいろな意味で大きな収穫があった出張であった。
一番大きいのは自分の気持ちの整理がついたこと。
経営者は孤独の時間が必要である。
東京を離れて、今後の人生設計上大変意味のある時間とすることができた。
留守中滞りなく働いてくれていた、
100名を超える社員達に心から感謝する。
人生は自分の生きる意味と目的から外れない限り
必ず良い人生を生きることが出来るものだ。
人生には本当に大切にしなければならないものと、そうでないものがあるが、
本当に大切にしなければならないいくつかのものを大切にして
生きていく人生を更に深く掘り下げていく。

 

それは、もっと良い意味で自分を大切にすることである。
私の天から与えられえた使命をいついかなる時も忘れず、
家族、私を信じて私の構想を支えてくれている真の人財と、
私たちを必要として下さるお客様に対して
誠実に熱意を持って真摯に向き合っていくことが全てである。
“我が人生に後悔なし”と言える人生を
これからも全うしていきたい。

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