仕事にやりがいを感じていないため
成果が上がらないというご相談をいただくことがあります。
今回は仕事への取り組み方についてお伝えします。
「仕事」という言葉の定義が何かによって、
仕事への取り組み方は変わるものです。
何かに取り組むときに
〝やらされている〟と感じたり、
〝苦しく大変なもの〟という考えを根底に持ってっていると、
不平不満が募り、望むような成果はあげられないかもしれません。
それは仕事も同じです。
私は仕事を自己実現であると思って取り組んできました。
その結果、達成感や充実感、自己実現感を得られました。
社長には決裁権があり、自分の考えを制約するものがないため
仕事が楽しいのだろうと思う人もいるかもしれません。
ですが、社長という役割は支払いをはじめとしたさまざまな重圧や責任があり、
見方によってはとてもきつい仕事です。
しかし私は、仕事を自己実現の舞台であると思って取り組んでいますので、
クリエイティブに価値を創造できることに喜びを感じています。
私が社員に常々伝えていることは、
「自分株式会社」という〝その職務の経営者だったら〟という
想像力を働かせて、仕事に取り組むということです。
自分株式会社を経営している理想の自分なら
どんな仕事の基準でどんなこだわりをもって進め、どんな成果を出すか。
他者と比較するのではなく、自分のライバルは自分。
そのように主体的に取り組み、最善を尽くすことで
充実感や達成感に変わり、やりがいにつながります。
そして自ずと成果が上がっていくのです。
事実は一つ、解釈は無数。
見方を変えることに寄って、仕事は苦しいものにもなりますし
楽しいものにもなります。
ぜひ経営しているという目線にたち
よりよい人生を歩んでいただきたいと思います。