2020年の年初からここまでの約1年半、多くの業界で、多くの企業が変革のときを過ごしていると思います。
我々の生活は一変し、社会の常識も、ニーズも、人々の考え方も変わってきました。
その変化に応じてビジネスモデルの転換が求められてきました。
何かを変えることは決して簡単ではなく、大きなエネルギーが必要です。
しかし、それは、千載一遇のチャンスでもあると私は思います。
実際にこの間、弊社でもオンラインでの講座の開講や、リモートワークなどを創業以来初めて取り組みました。
私としても、多くの社員としても、最初は違和感の連続であったのですが、結果として今では軌道に乗っており、健全なビジネスモデルとして機能するようになりました。
アチーブメントの34年間の歴史においても、社史に刻まれる出来事でしたし、新卒から育ったマネジャーを中心にこの事業形態の転換を作り出してくれたことは、私としては未来への大きな見通しとなりました。
コロナ禍は、単なるピンチではなく、ピンチの顔をしてやってきた、未来の発展を作り出す大きなチャンスだったのです。
これは弊社の一つの事例ではありますが、この考え方が34年間の発展を支えてきたのだと私は考えています。
歴史上の偉大な経営者が残してくれたメッセージを見ていくと、共通する特徴があります。
それこそが、ピンチのときに変化し、適応をして生き残っているかどうかであると思います。
社会のニーズは、時代とともに移り変わっていきます。
そのなかでいかに戦っていくのかが、企業経営のカギであると私は思います。
変化を恐れず、常に理想を求めて、自分を磨いていく。変化に適応することへの覚悟。
それこそが繁栄を作り出す経営者の特徴であると思います。