人は愛を求めて生きている。
しかし、求めているということは足りないことを意味している。
求める人生から、与えられる人生に変化した時、はじめて人は満ち足りた人生を送れるようになる。
持って無いものは与えられない。
故に子どもの頃の環境はとても大切だ。
両親から豊かな愛を与えられて育った子どもは健全な人格を形成している。
逆に愛を十分に与えられなかった子どもは人格障碍を持つこともある。
半グレや不良の世界にはツッパリ系で魅力的な外見の子は求める愛の人生を生きていることが多い。
いくら与えても不足感を感じている子も中にいる。
相手も同じように両親から不十分な愛しか与えられていない場合、交際相手から虐待を受けてもそれが自分を必要としている表現と捉えて忍耐することもある。
こういうケースはたいてい不幸な結末を迎えることが多い。
できる限り両親から愛され、人を愛する訓練を受けているパートナーを選ぶこと。
努力よりも正しい選択を優先すること。
相手を変えようとしてもその努力は殆ど報われない。
最初っから健全な人格者と付き合う方が賢明だ。
中には稀に、深い与える愛の人と出逢い、そこから愛を知り、幸福な人生に向かって人生の再出発ができた人もいる。
人生は選択の質で決まる。
その全てを決めているのが自分の価値観である。
自分中心の価値観から、人は一生抜けられないが、理性を磨き、利他の心を養おう。
そして自分と共に生きる人を選択し、自分のこともコントロールしよう。
物心両面の豊かな人生の土台は、人間力開発であり、与える愛を土台にした日々の貢献にある。
私が目指す人生はそこにある。