先日、弊社の社員の河合克仁君と、
新婦和佳奈さんの結婚式で媒酌人を務めさせていただいた。
年に何回かは結婚式に参加させていただいているが、
特に今回の結婚式は媒酌人ということもあり、
心に残る結婚式となった。
結婚生活で成功出来るか、出来ないかは、
一生を左右するパートナーの選択にかかっている。
私はよく、自分の講座の中で、
「努力よりも正しい選択をする」
ということを強調しているが、
結婚はまさにこの言葉通りである。
今、世の中2分2秒に1組のカップルが分かれているということだが、
それは恐らく、お互いに長期的・本質的・客観的な視点に立って、
結婚の意思決定をしなかった結果だと思う。
結婚も就職も、また、人生における重要なことへの意思決定や決断は、
原則中心で、自分自身の人生の目的目標を熟考し、自分を育ててくれた親や、
自分を支えてくれたパワーパートナーや、
これからの自分自身の人生設計ということを踏まえて
意思決定することが肝心である。
河合克仁くんと和佳奈さんの結婚は、間違いなく成功すると信じている。
それは河合君も和佳奈さんも誠実で実直で真心のある人柄の持ち主だからである。
牧師のメッセージの中で、
聖書の中から、コリント人への手紙第十三章が読まれた。
愛は寛容であり、愛は親切です。
また人をねたみません。愛は自慢せず、
高慢になりません。礼儀に反することをせず、
自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を
思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。
すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、
すべてを耐え忍びます。
愛は決して絶えることがありません。
そして、この結婚式において、牧師の
「富めるときも、貧しいときも、健やかなるときも、病めるときも、
この人を愛し、この人を敬い、この人を慰め、この人を助け、
その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
という問いに対して、
お互いに言った「はい、誓います」
という誓いを生涯守ることができれば、
間違いなく素晴らしい結婚をまっとうできると思う。
それはお互いに対する誠実さの証であると言える。
今の日本の社会で起こっている様々な問題は、
お互いの価値観のぶつかり合いや、
様々な自己中心的な物の考え方の結果であろう。
是非二人には幸せになってもらいたい。
生涯の思い出に残る素晴らしい結婚式であった。