親が子どもに与えられる、命の次に大切なもの

新型コロナウイルスの影響を受けて、出張や会食の予定が無くなったこともあり、嬉しいことに家族で過ごす時間が増えています。先週は息子の21歳の誕生日を祝い、家族4人でゆっくりと夕食の時間をとることができました。子ども達2人は既に成人をし、2人とも自分の会社を立ち上げ、自分の目指すものに向かって頑張ってくれています。自分の手で人生を切り開いてくれているのは、親として大変嬉しいことです。

家族写真

私は今でこそ家族との時間がとれていますが、娘が小さい時はほとんど家族との時間は取れませんでした。会社を創業して間もないころは、経営も苦しく、朝から晩まで仕事をしていたので、無認可の小さな保育園にどこの家庭よりも朝早く娘を預け、迎えに行くときには、一番最後でした。遅い時間に迎えに行くと、いつも一人遊びをしていた娘を見て、「一日も早く、もっと早く迎えに来られるようにしてあげたい」「頑張ろう」と決意を新たにしたことを、鮮明に覚えています。

一緒に過ごしてあげられた時間は決して長くはありませんが、選択理論心理学を土台に、親の正しさを押し付けたり、ガミガミ言ったりするようなことはせずに、子ども達を受容し、支援する関わりをし続けました。私が子ども達を愛していることは十分に伝わっていると思います。親に愛された子どもは、自己愛が育まれます。親が子どもに与えられる最大のギフトは「命」ですが、その次は「自己愛」です。自己愛があるということは、自分を大切にできるということです。自分を愛せる人は他人も愛することもでき、良好な人間関係を築くことができます。

そして「自分はできる」と信じることができる子は、自ら進んで挑戦していきます。もちろん、挑戦する過程で子ども達は何度も失敗をし、途中で投げ出してしまうこともあるでしょう。その時に親の正しさを押し付けて子どもをコントロールしようとしないことです。親にできることは、子どもの可能性を信じ、存在価値を伝え続けることです。親の愛によって、健全な自己愛と高い自己イメージを育んであげることが大切です。

子どもは社会の宝です。愛にあふれた豊かな家庭が増えることを願ってやみません。親御さん向けに、選択理論心理学を土台にした子育てについての本もアチーブメント出版から出しています。子育て中の方はご一読ください。 研修トレーナーとして、成功と幸せを選択できる技術をこれから先も一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

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