人間社会では、
思いやりのある人、真心のある人、
相手の立場に立って配慮できる人が
成功も繁栄も幸福も手に入れています。
もちろん、気持ちがぶれることもあるでしょう。
そして、悩むこともあるでしょう。
理想と現実の狭間で苦しむこともあるでしょう。
ただ、人の道を大切に生きることは間違いなく
本質的、長期的、客観的に正しい生き方だと思います。
先日、今月離職する社員が引き継ぎの責任を全うするので
有給を返上してまで責任を全うし、最後に菓子折りを持って
長い間お世話になりましたと挨拶に来てくれました。
彼は離職しても、生涯アチーブメントと良い関係を続けられる人材です。
離職した後も間違いなく良い人生を送ることが出来ることでしょう。
その逆に、自分の都合だけで、十分な引き継ぎもせずに挨拶もなく、
居なくなるようにして離職する人もいます。
そのような人は、残念ながら人望がありません。
そのままのマインドでは出世も繁栄も難しいでしょう。
人間社会では、うけた恩に対する感謝の心がないと
上からは引き上げられないからです。
私は確かに、複雑で物心共にそれほど豊かでない家庭に育ちましたが、
その後の人生で聖書と出会い神様に救われ、心が豊かになりその結果、
経済的にも豊かな人生を送ることができています。
「青木君、豊かな人生よりは豊かな人間になることを求めなさい。
何故なら豊かな人間こそが、豊かな人生を築き上げることが出来るからだよ」
クリスチャンの先輩であり、恩師でもある夏目志郎先生に
言われたこの一言を、これまで座右の銘として生きて来ました。
この教えは正しかったと思います。
全ての現象は、心の在り方から始まります。
私は、人生の全てのことに感謝しています。
『頂点への道』講座の第670期が、現在開催されています。
与えられたこの道をこれからも歩み続けます。