あるテレビ局の美術担当ディレクターからこんな話を聞きました。
「金持ちの家を表現するにはできる限り物を置かないようにする
貧乏な家を表現するにはできる限り雑然と物を置く」
のがポイントだそうです。
これは、能力開発にも通じます。
つまり、
成功者は
・優先順位が明確
・数少ない大切なことを常に優先する
成功できない人は
・思考が分散している
・思いつきで何でもかんでも手を出し、どれも中途半端
このような傾向があります。
「思考がその源」という象徴のような話かもしれません。
ただ、実は私も
「本当に大切なことだけに集中」することで
他のことは見えなくなり、部屋が散らかる傾向があります。
常に“燃えるような願望”に向かっているので、
優先順位が低いことに対しては、
「報道記者の机」の上みたいな状態になってしまうのですね。
しかし、ここで大切なことは、人の力を活用すること。
家族や秘書の力を借りることで、机の上も整理整頓でき、
優先順位の高いことに集中し続けることができています。
自分の先天的特質と選択をうまく見極めながら、
どんな状態を作るのかを考えることが重要ではないでしょうか。