会社の判断基準に即して行動できる人財とは

先日、社員向けにメッセージした内容をご紹介します。

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以前、映画『海賊と呼ばれた男』が大ヒットしましたね。
モデルとなった出光興産の創業者「出光佐三」は、『人間尊重』の精神を最も大切にし、
社員との家族経営に努めてきました。

アチーブメントも家族経営を大切にしています。
ただし、家族経営を行うには、社員一人ひとりが会社の方針を理解している必要があります。
逆に言えば「利己的な個人主義」が家族経営を阻んでしまうことがあるのです。

だからこそ、クオリティ・カンパニーを目指す私たちは、当然ながら会社のルールを守るだけでなく、
そのルールへの深い理解が求められています。

ルールの土台にあるものを理解することで判断基準が洗練されます。
皆さんが目指している「会社の判断基準を実行できる人財」になるためには不可欠だと言えるでしょう。
そして、そうした個人が増えることがこの組織をさらなる高みに引き上げます。
ぜひ本社、拠点、アチーブメントグループすべての組織と、
個人の判断基準が一致した状態を目指しましょう。

同時に、全社の生産性向上の指標である『慣習くんプロジェクト』を達成し、
ゆくゆくは月8日の休みを実現、さらには月10日の休みを実現していきたいと切実に思っています。

かつて松下幸之助翁は、現在当たり前となっている『週休二日制』を導入しましたが、
それは休日の一日を「休養」、もう一日を「教養」に当てて欲しいと願ってのものでした。

私は、増えた休みを利用して、既婚者は家族の時間、
独身者は自己啓発・能力開発に時間を当てていただきたいのです。

「現在の会社の生産性を保ちながら、
それだけの休みを確保することは難しい」と声が挙がるかもしれません。
しかし私たちは、常に「統合の哲学」を具現化していくことが求められています。
「理と利の統合」「成果と人間関係」など、矛盾する・相対すると思われるものの統合に挑戦していくのは、
世の企業がモデルとするアチーブメントグループの責務と言えるでしょう。

常に足元を見失わず、このグループのミッションに誇りを持ち歩み続ける組織として成長していきましょう。

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指導者の皆様の参考になりましたら幸いです。

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