我々がしている仕事は、本を売ることやセミナーを売ることではありません。
本当に売っているものは何かということを考えることが重要です。
良質な情報との出会いによって人生が根本から変わることがあります。
“本当はこうありたい”という顧客の願望に寄り添い、必要な情報を提供するという
この仕事は、個人では限界があります。
人はその人生の大半を仕事に費やします。
だからこそ、企業の組織文化をより良く変革していくことは、
働く人の幸せに直結します。
だからこそ組織としてまとまって、より多くの人の力になるこの仕事に
価値があると私は考えています。
私はこれからもアチーブメントグループとしてこの仕事を続けていきます。
私は人材教育の仕事が心から好きなのです。
先日、郡山で180名規模の講演会が開催されたと聞き、嬉しく思いました。
福島の原発被害にあっている人達に勇気を与えようと、
JPSA支部の皆さんや地元の経営者が立ち上がり、講演会を成功へと導いたそうです。
ただ、未だに福島にはいじめと差別があるようです。
子どものことを考えて関東の方に引っ越したら「田舎を捨てたじゃないか」と言われ、
もう福島に戻れないそうです。そして関東に来たら来たで
ばい菌が来たような扱いを受ける。
どうしていじめの問題がこんなにも取り沙汰されるのになくならないのか。
それは人間には自己中心性があるからです。
だからこそ教育が必要なのです。
良質な価値観に触れる機会がなければ、人間の自己中心性が
人を動かしてしまうのです。
だから人材教育という仕事が必要なんです。
人材教育の仕事は簡単な仕事ではありません。
だからこそ、意味づけ意義付けをして一人でも多くの人の
人生の質の向上に寄与していきたいと思っています。