「当たり前のことを当たり前に、特別に、熱心に、しかも徹底的に、
実行すること」それが成功の道ということをわかっていても実行することは簡単ではない。
まず「当たり前のこと」が一人一人違う。
成功者の常識は失敗者の非常識で物事の捉え方考え方の違いがある。
「当たり前のこと」とは松下幸之助翁は「自然の理法」に適ったことであり、
自分にとっても、お客様にとっても、社員にとっても、取引先にとっても、
株主にとっても、社会にとっても良いことであり、
それも今だけではなくこれから先も良いことであると教えてくれている。
物事を正しく行うのではなく、正しいことを行うということが成功の道ということになる。
「特別に」ということは専門性を極め、
人とは違うスペシャルな価値を提供することである。
「熱心に」とは本気で命がけで寝食忘れて取り組むということである。
「三度の飯よりも好き」という言葉があるが、
そこまで仕事を愛せたら100パーセント成功する。
「しかも徹底的に」とは打ち込むということ、専念すること、
一点集中すること、専業として一心不乱に打ち込むということである。
「石の上にも三年」
同じことでもチャランポランに過ごした三年と打ち込んだ三年ではキャリアが違う。
そして最後は「実行する」ということである。
実行実行また実行。
実行こそ普通の人が、普通ではない評価を得る鍵である。
目標に焦点を合わせる能力と、最優先の事柄に集中する能力が成功の秘訣である。
当たり前のことを特別に熱心に、
しかも徹底的に実行すれば人は誰でも成功者になれる。
成功は自明の理といっても過言ではない。