先日ゴットファーザーpart1を観た。
アルパチーノが愛する奥さんから真実を伝えて欲しいと言われた時、目を見て嘘を言ったシーンが頭から離れない。
人を信じてはいけない世界で生きている人は平気で嘘をつく。
マフィア、ヤクザの世界、反社会的勢力に属している人間、は信じてはいけないと思う。
なぜならば、彼らは自分中心の世界を生きている人たちだからだ。
自分中心、自己中心の人を自分の物差しで信じた時、必ず裏切りがある。
人はその人の行為を見るとその人が見える。
信じるということは、愛することと相通じるものだ。
ヤクザが改心するときは唯一、この「真実の愛」に気づいた時だけだと思う。
「真実の愛」に気づけない時は、心の監獄か本当の監獄か不幸な人生で生涯を終える。
ゴットファーザーpart、音楽と映像の美しさに感動したが、人を信じることについて、深く考えさせられる映画だった。