素直に単純に物事は捉え、目的目標に向かって最善を尽くす。
部下を見て思うことだが、物事を複雑に捉える癖のある人と、物事を単純に捉え即行動に移せる人といる。
当然のことだが成功するのは物事の本質を捉え実行するタイプである。
本当に頭が良いとはどういうことなのだろうか?
私は単純に、目的目標に対して達成の優先順位に従って、最も効果的な行動の取れる人間こそ、
本当に頭が良い人間だと思う。
先週、弊社の河合克仁という入社3年目のコンサルタントがアチーブメントの21年間の記録を塗り替えた。
個人成績で、今まで誰も達成したことの無い、一つのタイトルを達成した。
彼はシンプルに考え、シンプルに行動している。
仕事の本質を捉え、お客様、紹介者、あらゆる人を味方につけ、とにかく実績に向かっている。
成功の秘訣は人の活用能力である。
弊社の中でも、私の思考に近い将来性のある人財の一人である。
私は、これからもう一度、史上最強の営業組織を作りたいと考えている。
私も、現場で徹底的に成果を追求してきた人間だが、自分がやってきたことや、
今現在取り組んでいることを研修で伝え、顧客の目標達成のサポートをしているにすぎない。
すなわち、自分がやっていることを伝達することこそ、プロトレーナーの真価であるということだ。
河合君のような、まっすぐな思考と行動を選択できる人間は、必ず素晴らしい人生をいきることだろう。
自社の社員の中で80名中40名は、そのような優秀な思考の持ち主である。
普通の会社は80名の社員であれば、20%の16名が良いところだろう。
弊社は、特別な採用ノウハウがあるので、そのような目的目標型人財を採用し、育成出来ているが、
このような人材を採用することは簡単なことではない。
どの会社でも、全体の2割の社員で、成果の8割をつくりだしているものだ。
残り8割の人材で、全体の2割の成果をつくりだす。
企業が求めているのは、目的目標達成型人財である。
目的目標に向かって最善を尽くせる人財を育てていくことが、企業競争に勝ち抜く道である。
今まで20万人の方々に研修を通して、目的目標達成の具体的な方法を伝えてきた。
皆、物心ともに豊かな人生を生きていきたいと願っている。
しかし現実にはそのようにはなれない人も多々いらっしゃる。
その原因はいろいろあると思われるが、一言でいえば“基本的には結局お互いに生き方自体に問題がある”
ということだ。
つまり、自らの願いや、目的目標を実現できるにふさわしい物の見方や考え方ができない。
心構えや態度、そして行動が、そのことに一致していないことが様々な問題をつくるということだ。
潮干狩りに山に行く人はいないだろうが、営業の世界ではマーケット設定を間違っている人間も沢山いる。
川で蛸や平目を釣ろうとしてもそこにはいない。
海に行かなければその目的は達成できるはずはない。
原理原則に対して素直な心をもち、成功したければ成功に向かって生きていくことが、成功の道だと考えている。
毎朝、自分の目的目標に目を通し、その日の目的目標達成に向かって、具体的な達成計画を立てて最善を尽くす。
これ以外に成功の方法はない。
最近、目的目標を持ち生きていくことを否定するような本が売れているようだが、著者はやはり成功していない。
まず、原理原則を実行することだ。
とにかく成功は天地万物を作られた神の摂理を知り、原則にかなった生き方をすることに尽きる。
尊敬する松下幸之助翁は素直な心10カ条として
1) 私心にとらわれない
2) 耳を傾ける
3) 寛容
4) 実相が見える
5) 道理を知る
6) 全てに学ぶ心
7) 融通無碍
8) 平常心
9) 価値を知る
10)広い愛のこころ
をあげておられるが、一つ一つが深いテーマである。
私は日々、悔いなき人生を生きていきたいと努力している。
日々努力精進し、悔いなき人生を生きていけるように目的、目標に向かって最善を尽くす。
良い社員を持つと人生を深く考える機会が与えられるものだ。
感謝感謝の毎日である。
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