今日は朝10時から交渉術の世界的権威キャラス博士とお目にかかった。
11時半まで話が弾み、とても有意義な時間を持てたと思う。
交渉は子どもから大人までのすべての人が行っているものだが、
お互いの人間関係をより良いものにする為には、互いの立場を
尊重した、双方勝利の交渉術を身につけることが大切だ、という
お話をお聞きした。
80歳まで現役で今でもトレーニングされているキャラス博士は、
物腰が低く穏やかな素晴らしい人柄だった。
弊社の日本での研修プログラムに対する質問や、21年間の実績
などいろいろな角度からご質問を受けた。
特に、弊社のメインシンボリックセミナーである「頂点への道」講座
の、3年間のフォロープログラムによる人材育成システムには、
大変強い関心を寄せられた。
米国にはそのような人材育成システムはないだろうとおっしゃって
いた。
3年間もフォローするということは確かに並みの決意ではないかも
しれない。
私は“プログラムを販売することよりも、私たちが提供した教育プログラムで真の価値を得ていただくことに関心があるだけである”と
お伝えした。
その結果、顧客満足からくる口コミが起こり、必然的に研修受講生の新規増加が実現しているという事実に驚かれていた。
弊社の研修プログラムの特徴は、知識の伝達にとどまらずに、
技術の修得に焦点を合わせているところにある。
やりっぱなしではよい成果は期待できない。
研修を受講いただいてからが勝負である。
成果が確認できるまで、徹底したフォローをすることによって、
実際に成果を出してくださってお客様ははじめて満足して
いただける。
「何事でも人々からしてもらいたいと思うことを人々にもそのように
しなさい」という黄金律を実践していくことが成功の原則である。
キャラス博士との今後のお付き合いが楽しみである。
日本でも交渉術のセミナーを広めたいと考えているところだ。
その後弊社の最高顧問グラッサー博士のご自宅にお伺いした。
グラッサー博士とは20年近いお付き合いになるが、グラッサー博士の温かく柔和なお人柄は、
私の目指す人格者の姿である。
選択理論を世に広め人々が抱えている人間関係の問題を解決していきたい。
選択理論は夫婦、親子、教師と生徒、上司と部下という、全ての
人間関係の改善に役立つものだ。
この選択理論を日本の津々浦々まで広め、日本社会から外的
コントロール心理学を無くしていけるように今後の人生をそのことに
捧げる覚悟で勝負していく。
愛が必要な社会である。
離婚率の低減、自殺の低減、ドメスティックスバイオレンスの低減、
家庭、学校、職場等の人が集まる場所で、外的コントロール心理学が無くなるように今後も働きかけていく。
愛に出逢い人生は変わる。
選択理論に出会って私の人生は大きく変わった。
人との関係性が改善されれば誰でも幸福になれる。
人とより良い人間関係を築きあげ、人がより幸福な人生を生きていただけるように最善のサポートをしていくことが、
私の生きがいでもある。
この仕事に携われることに感謝である。
グラッサー博士の本が各国の言語に翻訳されて出版されている
事実は、世界がこの理論を必要としているということである。
「良質の情報との出会いは人生を根本から変えることがある」
プロスピーカーの加藤秀視さんが選択理論と出会い、ヤクザから
足を洗い、本まで出版し、少年院や多くの施設をまわり、講演活動を通して“人々により良い人生に入る秘訣”について話をしているという報告にグラッサーは大変喜ばれていた。
嬉しい。
一人の人の人生が大きく変わったということが。
それだけではない、その人の周りの人も大きく人生が変わっていく。
テレビにも取り上げられ、自分の受けた痛みや逆に多くの人を傷つけてしまった反省の心は、
多くの人々にやり直せるという見通しや力を与えている。
素晴らしいことだ。
選択理論は社会を変える。
そして、アチーブメントテクノロジーは社会をより良いものにしていくための達成の技術である。
選択理論は人間関係の技術を習得させ、アチーブメントテクノロジーは目的目標達成の技術を身につけさせる。
「愛が動く時に不可能は可能に」
必要なことは愛である。
双方に愛し合い助け合い許し合い、力を合わせて問題解決に向かえば必ずどんな問題も解決すると信じている。
不幸な時に不幸な選択をするのが人間である。
とにかく一人でも多くの方に選択理論を伝える。
これが私のミッションである。
3時半以降はビバリーヒルズの街を散策した。
ビバリーヒルズはとにかく“リッチ”である。
一台2500万円もする高級外車ベントレーが何台も走っている。
リムジンも多く走っている。
生まれて初めてロールスロイスのオープンカーを見た。
思わず写真を撮ってもらったが、まさに“お上りさん”状態である。
東京という国際的な都市の文化の発信の中心になってきている六本木に暮らしているが、ビバリーヒルズには
米国独特の文化がある。
ビバリーヒルズのメインストリートであるロディオ通りには世界中の一流ブティックが店を出している。
流石、米国ビバリーヒルズである。
いろいろな意味で刺激になった。
明日はラスベガスに車で移動である。
世界的に有名なミュージカルを観てこようと思っている。
またご報告します。