頭が良くて、どう考えてもこの人材の方が組織の中で上に上がると思われる人間が伸び悩み、
逆にそれほど際立った特別な切れ味はないが、
組織の中で用いられ長く勤め、着実に上に上がってこれる人間がいる。
この差の答えを求めていたら答えが出た。
シンプルに、どれだけ相手の望みを叶えようと、
努力出来るかという本人の心の姿勢の差だった。
相手の望みを叶えようと努力する人間は必ず用いられ、
組織と融合し一体化し、互いに良い結果が出る。
やはり、個人主義の人間は、組織から求められることと自分がしたいことの差や、
自分の考え方や価値観と組織や上司の求めていることの違いから葛藤が生まれ、結果として離脱することが多い。
組織型の人財と、個人主義のスペシャリスト型のどちらが良いかではなく、
結論、本人の求めているものの違いである。
経営者は組織型の人間を大切にし、組織力を強化し、組織型人財が、
物心共に豊かになれる仕組みをつくり、長く共に働ける組織を創り上げる責任を持っていると再確認した。
朝の何気ない気づきである。