今、新幹線の中でこのブログを書いている。
昨日は大阪支社で「戦略的目標設定と達成法」の講演会を担当した。
福井や滋賀のほうからも多くのお客様が多くの友人や知人を連れて来てくれた。
ありがたいことである。
講演会の参加者の方には気がつかなかったと思うが、実は昨日私は右足首を痛めていた。
大阪出張の前日、アポイントとアポイントの間が一時間あったので、いつも利用しているホテルで15分間のフットマッサージをしてもらったら、何と筋を痛めてしまったようでこれには参った。
さすがにフットマッサージで足の筋を痛めることはイメージ外だった。
足首が痛みで全く動かせなくなり、足を引きずりながら大阪支社の朝礼に参加した。
社員が心配してくれて、お客様のご紹介で有名な整骨院の先生に夜の10時に予約を入れてもらい施術してもらったら、これは痛風の発作が出たのではないかと言われ、確かに尿酸値は少し高めだが今までは健康体を自慢していたので、もし本当に痛風なら私の講義にも影響が出ると考え、虚とは思いながらも参ったなと考えて翌日、大阪天満橋の大手前病院にいって診察していただいたら、単なる筋を痛めただけといわれ一安心、そんなこんなで午後から3人のお客様と仕事の打ち合わせをして夜の講演会を向かえていたというわけだ。
不思議なことに講演中は全く痛みもなく講義に集中できた。
お客様は誰も私の足のことはわからなかったと思う。
講演が終わり最後の最後にお客様を送り出し始めて又痛みが戻ってきた感じである。
気をどこに集中させるかによって、痛みすらコントロールできるという面白い体験をした。
甲子園の球児がデッドボールを背中に受けながらも平然と一塁へ向かう姿と同じなのかも知れない。彼らも、もし町を歩いているときに140キロの剛速球を背中に受けたら救急車騒ぎになるだろう。人間の体は気が入っている時は強くなっているのだと思う。
普段風邪をひくことはないが、長い休みに風邪をひいたりするのも気が抜けたときのことだろう。
ベストコンデションはプロの基本体である。
プロは言い訳をしないし、言い訳を忌み嫌う。
そういえば以前に39度の熱が出たときに講義をしていたときがあった。
「この熱は情熱の熱だ」などと訳のわからないことを言っていたことを思い出した。
結論は成果を出すこと。
そのことだけがプロには求められている。
成果から逆算して、全ての意思決定をしていける真のプロであり続けたい。
講演を終え、最終時刻の新幹線のぞみで東京へ帰ろうかとも考えたが、しばらくは大阪支社のスタッフには会えないので、労をねぎらうことを優先しようと思い直し、夜10時頃から皆で近くの鳥料理店に行き、深夜12時にホテルに戻ったという一日だった。
私のモットーは「一日一生」である。
日々、いつ人生の幕を下ろしても悔いがないように最善を尽くす。
今日も一日ベストを尽くす。
「自分の夢や目標に向かって、あたりまえのことを誰も真似できないほど真剣に熱心に取り組んでいけば夢は実現できると信じて生きている」
人生に感謝!今日に感謝!
そろそろ終点の東京駅に到着だ。
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