昨晩は思い出深い誕生会になった。
六本木ヒルズクラブに130名近い方々が集まってくださり、私の53回目の誕生日を祝ってくれた。
感無量の2時間であった。
毎年開催しているが、「感謝の集い」とあるように、私の親しい方々に集まっていただき、年に一度お互いに交流を深めていただきたいという思いと、日頃の感謝をお返ししたいという思いで行っている。
乾杯の挨拶はサントリーの代表取締役副社長の鳥井信吾氏にお願いした。
鳥井さんは今回ご子息同伴でご参加くださった。
お忙しい中、万障繰り合わせて参加していただき感謝である。
鳥井さんとは鳥井さんが常務の頃に私の研修にご参加して頂いてから、10年を超える親交を持たせていただいている。
私が鳥井さんを尊敬するのは鳥井さんのお人柄に触れたことだ。
鳥井先輩は覚えていらっしゃらないかもしれないが、以前、屋久島のホテルを私がご紹介させていただいた時に、物流コストの関係から現場ではお取引できないという答えが出た時の、鳥井さんが選択した行動の中に、私には出来ないと思う真心と誠実さを感じたことである。
私だったら電話で「折角紹介してもらったけど、物流コストが合わないので青木さん今回は難しかった。またよろしく。」ですむと思った話を、わざわざ、鳥井さん自身が直接私の会社まで足を運んでくださり、丁寧に「折角ご紹介いただいたのにお取引が出来なくて申し訳ない」と誠実に対応していただいたことである。
人間は持っているお金やタイトルに動かされることはないが人間力に触れると尊敬の念が生まれ、生涯のお付き合いをしていただきたいという気持ちになるものだ。
昨日はご子息をご紹介いただいたが、ご子息ともこれから生涯のお付き合いになると思う。
将来、私の息子が成長したら、今度は鳥井さんのご子息にいろいろアドバイスをもらう時がくるかもしれない。
そのようなお付き合いこそが、私が大切にしている真の人間関係である。
また、昨日は未唯さんも来てくださった。
未唯さんとも長いお付き合いになるが、彼女も私にとって生涯のお付き合いになる方だ。
芸能人という枠ではなく一人のアーチストとして一筋の道を歩む人間として尊敬している。
昨日ご参加いただいた方を全員ご紹介したいが、この辺にしておこう。
また、昨日は私の25冊目の本のアマゾンキャンペーンを行い、皆様のご協力のおかげで最後の最後で午後11時35分に第一位を達成できた。
出版のスタッフの思いが通じたようで嬉しかった。
そして、昨日はパーティー終了時に、東京のスタッフが忙しい中ラストメッセージの為に皆集まってくれた。
私にとって社員は大切な宝である。
社員一人ひとりを幸せに出来るように代表取締役として責任ある行動を選択していく。
良い社員は経営者を育ててくれる。
能力的にも人格的にも素晴らしい若者が私と共に、日本の社会を教育コンサルティング事業によって良くしていこうとしている。
最善を尽くす。
彼らの親御さんのためにも、この会社を社会の公器になれる水準までさらに高めていく所存だ。
人生は山あり谷ありだが何一つ無駄な体験はなかった。
52年分の20年はどちらかというと苦痛を感じる期間であった。
そのおかげで42歳からはいろいろな面でよい循環に入った。
これから還暦まであと7年、仕上げに入る。
そして、還暦からは社会還元に入る。
これから後継者を育て、事業を託し、最後は62歳から20年間は社会教育家として執筆や講演、また様々な社会的な活動に時間を使いたいと考えている。
はじめがあり、終わりが有る。
人生は何事も段階を追った実現だ。
今日も最善の人生を生きていこう。
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