先日、友人のサントリーの鳥井信吾さんに贈呈いただいた「組織論」李勝載氏著(星湖舎刊)は、組織におけるリーダーシップとはどのようなものかを教えてくれる名著である。
韓国の新韓銀行の発展の本質にあるリーダーシップとマネジメントを学ぶことが出来た。
1982年に250人でスタートした組織が25年間で100倍の2万5000名を超える新韓金融グループという企業グループに成長したが、その本質にある真のリーダーシップとマネジメントを学ぶことが出来た。
弊社もこれからいよいよ社員100名体制に入ろうとしているが、鳥井先輩のこれをしっかり学んでおいた方が良いという真心と受け止め読み込んでいる。
内容が深いので何度も読み返すことが必要な本である。
週末、海外に出るのでその時も再度読み返してみたいと思っている。
「成功は成長の果実」ととらえているが、昨今の企業不祥事は往々にして人財育成よりも、目先の利益を追い、組織の急拡大を優先した結果、引き犯されているケースも少なくない。
この本には時代を超えた組織の在り方が説かれている、是非多くの経営者にご一読をお勧めする。
良書との出会いは自分の世界を拡張する。
私も小さいながら出版社を経営する立場としてこのような名著を世の中に出したいと心から思わされた本である。
出版活動は、会社そのものは小さくても社会に与えるインパクトは大きい。
今年はさらに本腰を入れて、積極的に活動していく所存である。
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