久しぶりに面白い講演CDを聞いた。
関西アーバン銀行頭取の伊藤忠彦氏のCDである。
講演タイトルは「宇宙が味方する経営」である。
以前、本は読んだことがあるが、講演で聞くとまた深みが違う。
弊社も社長会を二ヶ月から三ヶ月に一度行っているので是非講演をお願いしたいと考えている。
私は目に見えないものが、目に見える現象をつくり出していると考えている。
すなわち、心の波動や思考のエネルギーが物質世界に何らかの影響を及ぼすと考えてきたわけだが、伊藤頭取がまったく同じことをメッセージされた。
経営は理念が大切で、目に見えるものはその理念が形になって表れているものだという考え方である。
私も経営は目に見えないものが形になった結果だと考えている。
以前、弊社の研修を御受講してくださった東大で宇宙を研究している方が、「今は原子、分子、から素粒子の世界に入りいつか青木さんの言っている心のエネルギーは物質化する。ということは証明される日が来ると思います」とおっしゃっていらしたが、伊藤頭取は明確に講演の中でそのことをおっしゃっていた。
今回、弊社の社長会で御講演を依頼するにあたり、ベストセラー「宇宙が味方する経営」に続いての新著「宇宙が味方する生き方」を購入して拝読させていただいたが、伊藤頭取は御著書の中で「今、私たちが生きている生き方はひょっとしたら天動説のような発想を基にしているのではないかと思います。確かに私たちの目には、地球が止まっていて太陽のほうが動いているように見えます。しかし地動説によって、実際に見える世界が誤りで、見えない世界のほうが正しいことが証明されたのです。それと同じように、目に見えない世界を前提にした地動説の発想で生きることこそが、大切なことだと考えています」と申されている。
言い換えれば、それは目に見えない偉大な存在である”宇宙の意志”に沿って生きていくことが、成功の絶対的な原則であり、宇宙の意志とは、「共に生きる、共に繁栄するという生き方をすること」であるということだ。
そして、その宇宙の意志に従って生きていくことが、成功の本質であると教えてくれている。
私も同感である。
是非、一人でも多くの方に伊藤頭取の「宇宙が味方する経営」「宇宙が味方する生き方」という著書に触れていただきたいと思った次第である。
「この宇宙には目には見えない意志が働いている」という考え方が、将来証明される日が来るとしたら、まさにコペルニクス的転換を人類は迎える事だろう。
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