今朝、嬉しい事があった。
日本プロスピーカー協会のベーシックプロスピーカーで、
有限会社KAOの代表取締役社長の中村かおるさんが、
クリスマスプレゼントとして、映画『ペイ・フォワード』のDVDに
独自のデザインカバーを付けてプレゼントしてくれたのだ。
デザインカバーには、
「目指しませんか? 1/1000
プロスピーカー1000名プロジェクト始動!!」
とある。
“いじめや差別の無い明るい社会創りをしていこう”
という私の熱い思いを受け、
映画『ペイ・フォワード』に通じるものを感じ、イメージし、
クリスマスの思い出にとプレゼントしてくれたのだ。
嬉しい事だ。
弊社の最高顧問である精神科医ウイリアム・グラッサー博士は、
関わり合いの大切さを教えてくれているが、
人は温かい人間関係を求めているものだ。
ここでグラッサー博士が教えてくれた、
関わり合いの内実について触れてみよう。
「誰かが真に私に関心を持ち、私のことを気遣い、
思ってくれている。
そして私もその人に関心を持ち、その人を気遣い、
思っているといった親密な関係。
誰かが私を愛している、
又私もその人を愛しているという確信。
こうした関係の成立と確信が関わり合いの内実である。」
私は子どもの頃、寂しかった。
3歳で両親が離婚し、義理の母に育てられた。
母には感謝しているが、家庭環境はかなり厳しいものがあった。
社会に出て、結婚し、子どもができて、
家族との関わり合いの内実は私にとって生きる力である。
社員との関係にも、この関わり合いの内実を求めている。
弊社は社員間の人間関係が非常に良いと思う。
選択理論的な関わりの中に、愛に満たされた人間関係の構築がある。
今回、中村かおるさんからいただいたDVDに、
深い愛情を感じた。
人は愛情を求めている。
産業革命後人類の文明は非常に進歩したが、
年々悪くなっているものが人間関係だろう。
離婚率は2分2秒に一組という。
学校でも、いじめ問題や差別問題が大きな問題として取り上げられ、
自殺者も年々増加傾向だ。
この問題の根本にあるものは人々の不幸感である。
グラッサーは、
「あらゆる問題行動の本質は不幸感にあり、
なぜ不幸かといえば、
それは自分が重要と思っている人との人間関係が
確立できないことにある」と言う。
その通りだと思う。
寂しさや孤独感は人を問題行動に走らせる。
非行や犯罪の根底にあるものもこの不幸感だと考えている。
愛が動くとき、不可能は可能に。
愛を持って関わりを強化していこう。
そこに愛に満ち溢れた豊かな人生がある。