経営者は本物の経営者から学ぶ

071121_02_03.jpg昨日、グランドハイアットホテルでナステックの佐藤武オーナーとお目にかかった。

話が弾みあっという間に3時間が過ぎた。
佐藤オーナーは創業一代で100億の資産を
築き上げた真の成功者である。
40代までに生涯全く不自由の無い
経済的基盤を築き上げ、
まさに悠々自適な生活を送られてきた
人物である。
071121_05.jpg観点が違う。
発想が違う。
日本で成功後、米国、中国、タイ、ベトナムと
世界に拠点を広げ全て成功させてきた方だ。
現在、グループの経常利益は20億を超える。
素晴らしい実業家であり、投資家である。
佐藤オーナーには、来年1月29日(火)
弊社主催の社長会講師をお願いした。
講演は普段引き受けない方なので今から楽しみである。
私は「虚」を嫌い「実」を追求するタイプの人間だが、実業はまさに読んで字の如し
“実を行う業”である。
経営は「理と利の統合」と捉えて精進してきたが、佐藤オーナーと話をしていて
つくづく感じたのは、私はコンサルタントとして“道”を追及してきたという自負はあるが、
経営者としてはここからがいよいよ本番というところだ。
経営者として学ばなければならない事が山ほどある。
20年間経営してきたが、人材教育のプロとして「利益は目的ではなく結果である」と
考えて仕事をしてきた。
専門職としては正しい観点だと捉えているが、経営者としてはどうしても財務戦略的な側面で
稼ぐことにあまり気が向いていなかった。
これは片手落ちだと感じた。
佐藤オーナーは金融工学を学び、財務的な視点から経営をされている。
この点は私がこれから学んでいくべきところだと思う。
社員も80名規模になって支社も増え固定費も増大している。
来年には13名の新入社員を迎える。
中途採用の現在決まっている人材を入れて100名の規模になるのはすぐそこだ。
御蔭様で20期まで無借金経営をして来たが、これからは無借金を意識する段階を超え、
資金を最大活用し更に大きな利益を生み出す段階に入った。
自信はある。
謙虚に学び、社員の力を集めてよい経営をしていけば必ず事業は発展する。
社会は今、第五次産業の時代に入った。
我々の仕事には追い風だ。
企業は知恵や目に見えないノウハウにお金を使わなければ生き残れない時代になってきた。
社会は情報化社会の中で変化が早い。
その変化に適応していくのに必死だ。
優秀な人材の採用と効果的な社員教育は普遍のテーマだ。
個人も不満足な人間関係で悩んでいる。
3万人を超える自殺者や2分2秒に一組の離婚、学校での年間12万5000人を超える
いじめ問題等様々な社会問題をより良い方向に導くことが求められている。
弊社は人材教育コンサルティング業務を通してこれらの社会の問題を解決していく技術を
提供していく。
フィールドは広い。
日本人は勤勉だと言われるが欧米の真に働く人たちは、朝早く起き早朝から働き
高い生産性を生み出し早く終わる。
仕事が終わったらさっさと家に帰りファミリーを中心に生活をしている。
仕事帰りに赤提灯で一杯やるビジネスマンはいない。
仕事場の人間関係は少しゆっくりの昼食などで済ませ、家庭を大切にしている。
いい子が育つのはこのような働き方の中で夫婦関係がよく、子どもの精神状態も
安定しているからだと佐藤オーナーはおっしゃった。
そのとおりだと思う。
夫婦の人間関係が悪化すると家に帰りたくなくなり家庭が冷える。
そうすると子どもが非行化していく確率は高くなる。
おっしゃるとおりだ。
佐藤オーナーの凄いところは自ら朝5時に出社し夕方5時には帰られる。
会社は18時になれば全て電気を切るという徹底した経営の合理化を実行しているところだ。
まだまだ佐藤オーナーから学んだエッセンスは山ほどあり、ブログでは書ききれないほどある。
結論、経営者は学ばなければならないということだ。
「無知はコスト」
知らなければ稼げないし、不必要なことをしてしまう罪を犯す。
もっともっと金融工学分野の知識を身につけ知恵を磨き、弊社も経常利益20億を実現したい。
佐藤オーナーは私にとってよき目標でありよきアドバイサーである。
出会いに感謝。
生涯のお付き合いをしていきたいと望んでいる。
もっと勉強させていただきたい。
私も佐藤オーナーに喜んでいただける情報や真心を尽くしていきたいと思っている。
今日は、新・「頂点への道」ピークパフォーマンスコースの2日目だ。
今日も最善を尽くす。

中小企業経営者のための
高収益企業を実現する
2つのポイント

売上56億円、経常利益18億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

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