先日は一般財団法人日本プロスピーカー協会(JPSA)湘南支部の
3周年記念パーティに参加させていただいた。
湘南支部はJPSA認定シニアプロスピーカーの早瀬徹さんが支部長を務め、
地域にアチーブメントテクノロジーと選択理論を広めるため、素晴らしい活動をされている。
湘南支部の3周年ということで、私もお招きいただき、
「クオリティ・オブ・ライフ」というテーマで基調講演をさせていただいた。
人間には生存、愛・所属、力、自由、楽しみの5つの基本的欲求があると、
選択理論の提唱者、ウィリアム・グラッサー博士は述べている。
そして、その欲求が満たされた時、私たちは快適感情を得ることができる。
簡単に言えば、大好物を食べたり、ぐっすり眠れたりした時、愛する人と共にいる時、
何かを成し遂げた時、自由でいられる時、
あるいは何か楽しいことをしている時、私たちは幸せであるということだ。
しかし、それらが得られないと、私たちは不快感情を持つ。
特に、自分にとって重要な人との人間関係がうまくいかない時、私たちはとても不幸である。
人間関係を破壊するのは、致命的な7つの習慣という、
相手を変えようとする行動を取ってしまうからである。
致命的な7つの習慣とは、批判する、責める、脅す、罰する、文句を言う、
ガミガミ言う、目先の褒美で釣る、の7つである。
まずは、子どもや配偶者といった身近な人に、これらの習慣を使わないことである。
これらを使わないだけで、離婚の危機にあった夫婦が関係を改善した例を、私は何度も見てきた。
チルチルミチルの幸せの青い鳥の話があるが、青い鳥は遠くにはいなかった。
青い鳥は自分の近くにいたのである。
それと同じで、幸せな人生も、遠くに求めても始まらない。身近なところにこそ幸せはあるのである。
さて、3周年記念パーティでは、歌手の藤岡友香さんも歌声を披露された。
とても楽しく、大盛況のパーティであった。
こうして同じ志を持つ仲間が全国に増え、上質な活動をしていくださっていることに
心から感謝をしている。