人はプラスエネルギーの中に幸せな人生を見出す

目には見えないが、人が発するエネルギーのようなものは確かにあると私は考えている。

例えば、いつもにこにこと快活な人と一緒にいると、こちらまで元気になるように感じる。
逆に、ずっと落ち込んでいる人から、延々と暗い話をされたら、
あまりその話は長く聞きたくないと思うものである。

その人が持っているエネルギーは、過去の出来事をどのように捉えているかで変化する。
過去の出来事をポジティブにとらえていたり、今の状況を良い状況だと考えていたりする時、
あるいは未来に希望を持てているとき、プラスのエネルギーを発することができる。

逆に、過去に恨みを持っていたり、何かを憎んでいたり、深い失望の中にいるとき、
その人はマイナスのエネルギーを発することになる。

私たちはプラスのエネルギーを持っている時、幸せな人生を見出すことができる。
例えば、夫婦の仲も良く、子どもとの関係も良い状況の中で、家族の将来を描いたら、
きっと素晴らしい未来を描くことができるだろう。

逆に、夫婦仲も悪く、子どもとも断絶状態の中で、自分がマイナスのエネルギーを発している時に、
良い未来を描くことは難しい。自分だけでなく相手にもマイナスのエネルギーが伝播してしまう。

では、プラスのエネルギーをどのように持つか。

それは、出来事に対する解釈を変えることである。
より具体的にいえば、過去のあらゆる出来事に対して「感謝」することである。

辛いことがあっても、その出来事にいきなり感謝することは難しいかもしれない。
しかし、過去は変えられない。もう過ぎ去ってしまったことであり、時間を遡ることはできないからだ。

変えられないことを引きずり続け、未来さえも手にできない人生と、
変えられない過去のことは区切りをつけ、今と未来に生きる人生、
どちらを選択したいだろうか。

過去を赦し、自分を赦し、
過去の出来事に感謝する。

ぜひ、プラスのエネルギーを持って前向きに生きていただきたい。

中小企業経営者のための
高収益企業を実現する
2つのポイント

売上66億円、経常利益21億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

アーカイブ

オススメ書籍

   

目標達成の技術
文庫版

著者:青木仁志

購入する


       

経営者は
人生理念づくり
からはじめなさい

著者:青木仁志

購入する

経営者は人生理念づくりからはじめなさい 無料体験動画無料公開中 頂点への道 達成型組織の作り方
TOP