昨日から、『頂点への道』講座スタンダードコース第582期がスタートしている。
今回も、新規、再受講あわせて159名の方が足を運んでくださっている。本当に感謝である。
「豊かな人生よりは、豊かな人間になりなさい。
なぜなら、豊かな人間こそが、豊かな人生を築きあげるからである」
と私の恩師、夏目先生は教えてくださった。
物心ともに豊かな人生を得るための源は、どのような考え方をもち、
どのような行動を取るかがすべてである。
行動、態度、振る舞い、言葉遣い、仕草、こうしたものが人柄として他者に伝わっていく。
過去に起きたことを許せないと思って生きている人に、人は惹かれるだろうか。
辛い過去を抱えていたとしても、過去を受け止めながら、
前向きに生きている人に、人は惹かれるのではないだろうか。
少なくとも、私の人生は、前向きな選択してきた人生の積み重ねである。
人生とは、薄紙を重ねるように、
今のこの一瞬一瞬を積み重ねていくことなのである。
コースの中で、南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領を紹介することがある。
アパルトヘイトという、想像を絶する苦境の中で、
27年も収容所に収監されていたにもかかわらず、
釈放後には人種差別の撤廃に取り組んだ、偉大な人物である。
彼の言葉に、このような言葉がある。
「人格は、厳しい状況のもとでこそ計られる」
どのような逆境にあっても、自分の生き方、あり方は選択できる。
それが人間なのである。
そのネルソン・マンデラ元大統領が今朝亡くなられたというニュースがあった。
人間は有限であるが、その人の作った道は残る。
私も、命あるかぎり、世のため人のために尽くしていく人生を選んでいきたい。
さて、今回のスタンダードコースには、
青野 治様、稲田 裕様、海老江 楽子様 北川 亜紗美様、木村 光博様、齊藤 多可志様
斎藤 啓之様、真田 龍太様、早瀬 徹様
柳川 かおる様
の10名もの方がアシスタントとして参加し、
受講生の皆様をサポートしてくださっている。
3日間、現場を止め、こうして時間を割いてくださっていることに
改めて感謝を伝えたい。
そして、共に同じ志を持って、活動できていることを本当に嬉しく思う。