先日、「次世代リーダーに求められる 人を動かす力」という新刊書籍の出版に向けて
第67代日本青年会議所の池田祥護さんに
取材をさせていただく機会があった。
池田さんと話していて改めて思ったことがある。
それは、社会に求められる「頭の良さ」とは
記憶力の良し悪しや、テストの点数で測れるものではないということだ。
社会に求められる「頭の良さ」とは何か。
それは「成果を創造する能力を持っている」ことである。
どうしたら目標を達成できるかを考え抜き、
綿密な計画をたてられる能力こそが頭の良さなのだ。
何を、いつまでに、どのような手順・方法で、
どのような内容を実践したら成就するのか。
全て頭の中で出来上がっているかどうかが
成果を創造する鍵になる。
池田さんはまさに目標達成に向けてとことん考え抜く、頭の良い方だ。
だからこそ、日本青年会議所という3万人の組織のトップに立つことができたのだろう。
私も経営者として、24時間考えていることがある。
どうすれば社員を物心両面の豊かな人生に導けるか。
どうすればお客様の成果の創造に貢献できるか。
どうすればこの社会をより良くすることができるか。
それらを実現するために、具体的に何を、いつまでに行うべきなのか。
誰よりも熱心に考えてきたからこそ、
アチーブメントは35期において
売上50億円、経常利益15億円という成果を創造することができた。
曖昧な思考からは、曖昧な結果しか生まれない。
綿密な計画を考え、思い描いた成果を創造する能力こそが
社会に求められる「頭の良さ」である。