内閣府が出している
「子供・若者の意識に関する調査 (令和元年度)」の調査の結果を見て、衝撃を受けた。
13歳~29歳を対象としたアンケート調査の結果だ。
「自分が好きだ」と答えた若者は46.5%であり、
年齢が上がれば上がるほど、割合は下がっている。
成長の過程で自己肯定感が育まれるどころか、
下がってしまっている事実に、私は危機感を抱いている。
【項目:今の自分が好きだ】
「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答した人の割合
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13歳~14歳:61.3%
15歳~19歳:46.1%
20歳~24歳:44.4%
25歳~29歳:43.4%
全体:46.5%
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自己肯定感とは、
「私には価値がある」「私はできる」と思えるかどうか、と言い換えてもよいだろう。
自己肯定感は、成果を出せるかどうかに大きな影響を及ぼす。
何かに挑戦すると、必ず挫折や葛藤を経験する。
そのときに、「私はできる」と考え、挑み続ける人が成果を出すことができるのである。
子ども達は日本の未来だ。
幼少期から「自己肯定感を育む教育」を提供出来るかどうかが、
今、社会から求められている。
その一つの取り組みとして、
今回、アドベンチャーワールドさんからお声がけいただき、
今夏、8月6日(土)、7日(日)に子ども向け研修を共同企画し、開催することになった。
アドベンチャーワールドは、
2013年から弊社の講座を学んでいただいている
山本雅史様が代表取締役社長を務める株式会社アワーズが運営する、
和歌山県にあるテーマパークである。
2018年に会社設立40周年記念講演会を担当させていただき、
パーク内もご案内いただいた。
パークで過ごす動物たち、そして働くスタッフの方々に触れ、
命が輝き、人と動物と自然の調和していることを感じ、
大いに感動したことを覚えている。
今回の共同プロジェクトでは、
アドベンチャーワールドの「スタッフの方々・動物たち・自然」と
アチーブメントの「人材教育のノウハウ」を融合し、
2社が手を組むからこそ提供できる価値を届けるものになっている。
<プログラムで得られること>
1.動物とのふれあいから命の尊さを感じる
2.違いを受け入れ、自分のよいところを見つける
3.チームで挑戦し、「できた!」を体感する
4.ワクワクする自分だけの「夢」を描く
子どもたちにとっては、
一生記憶に残り、間違いなく、自らの命の価値、
そして他者の命の価値に気づき、
将来を切り拓くための自己肯定感を高める機会になるだろう。
是非、この夏はアドベンチャーワールドに足を運んでいただき、
子ども達を参加させてあげていただきたい。