組織で働くことの醍醐味とはなにか?

経営をしていると必ずと言っていいほど向き合うのが、社員の離職である。
私もアチーブメントという会社を経営して35年を迎えているが、
この間、沢山の社員が入社しては、離職していった。

一度、採用をしたのだから、家族だ。失うことは非常に悲しい。
すべての社員が、その人なりに会社に貢献をしてくれた存在なので、
もちろん感謝はしているが、望むことなら共に働き続けたいと思ってきた。

しかし、その一方で、高いパフォーマンスを上げ続け、
独立や転職といった道を選ばずに、
運命共同体とも言えるレベルで働いてくれている社員もいる。

一体何が違うのか。
それは、組織で働くことの醍醐味を噛み締めているかどうかだと私は思う。

組織とは、個人では出来ないことをするために存在している。
組織の力を活用して、ブランドを活用して、財源や人脈を活用して、
思う存分自分の仕事の規模を広げていくことが可能だ。

例え一人では出来ないことであっても、
その成し遂げたいことが組織の目指す理想に合致し、
筋が通っている内容であれば、先行投資を受けることが出来る。
そしてさらに大きな仕事が出来るようになっていく。
これが何よりの醍醐味ではないかと私は思う。

この醍醐味を一人でも多くの社員に味わってほしいと心から思っている。
社会的に意義と価値のある事業を営んでいる限り、
本当の意味でこの醍醐味を理解できた人は、
決して離れるという選択をしないだろう。

そうした人材で組織を固め、そして共通の理想を情熱的に追求していくこと。
どれだけ会社の規模が大きくなったとしても、大切にし続けたいことである。

34年間追求し続けてきた「人軸経営」の真髄を120分に凝縮してお伝えします。

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