組織を発展させる人材をいかに見極めるのか?

世間ではいよいよ2024年入社社員の採用活動が本格化し出した。
多くの企業が、自社の命運をかけた活動に取り組まれていることと思う。

アチーブメントももちろんその例外ではない。
今年で実に19年目となる新卒採用活動だが、これまで数多くの学生を見てきた。

実際に採用するか否かを見極める上で、
ずっと大切にしてきた価値観がある。

それが、
「何を軸として生きているか」
ということだ。

そもそも、明確な軸を持っていないとしたら、まずは持つ必要がある。
そして、持っているとしたら、
大きく分けて「組織軸」か「自分軸」かの2タイプの人がいる。

「自分軸」とは、自分の利益を優先する考え方である。

このタイプは、自分を中心に物事を判断するが、
ときには非常に高いパフォーマンスを出す人がいる。
能力で見ると非常に優秀で、その点においては魅力的だが、
採用をした後に周囲の社員と良い関係を創り上げていくことが難しい場合がある。

対して「組織軸」とは、組織全体の利益を優先する考え方である。

このタイプは、組織の存在理由・ビジョンに共感し、
周囲に対する思いやりに溢れ、仲間のために頑張ろうというエネルギーが強い。
もし、長期的に活躍してくれる人材を選びたいならば、
組織軸を優先して採用することをおすすめする。

たとえ短期的には成果が出なかったとしても、
深いレベルで会社のミッションに共感しており、
そして会社としても絶対に育てきると決意し、
どこまでも愛情を注げる上司がいたとしたら、
その人材は必ず開花する日が来る。

自社が目指す理想とはなにか。そのためにどんな人材を採用するべきか。
そして、目の前の選考者とどのように向き合っていくべきか。
全てに明確な答えを持つ必要がある。

経営者はこのことを深く理解し、
どのような人を採用するのかを判断する能力が求められる。

34年間追求し続けてきた「人軸経営」の真髄を120分に凝縮してお伝えします。

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