「昨日の出来事」の最近のブログ記事
先日、東京にて、2012年度の『超』達成力セミナー
が開催され、600名近い方にお越しいただいた。
私と弊社取締役、佐藤英郎主席トレーナーが一緒に
コラボセミナーをさせていただく機会は、年始のこの機会くらい
である。私も毎年楽しみにしているイベントのひとつだ。
昨年は、日本全体が大震災や不況などを通して、
各々の存在理由や存在意義、そして
これから我々はどこへ向かうのかということを
真剣に考えさせられた一年だったのではないかと思っている。
今回のイベントでは、「達成力の秘訣」についてタイムマネジメントの観点から、
私自身が日頃大切にしていることを
シェアさせていただいた。
毎日の生活習慣の中に真の成功があることを参加者の方々は確認していただけたのではないだろうか?
これからのテーマは、社会に真の指導者をひとりでも多く育成していくことである。
社会に起こっている様々な現象に焦点を合わせず、様々な問題の本質にある人の不幸感の改善に尽力する。
起こってしまったことは仕方がない。
起こらないように指導者を育成していくことがより重要な仕事である。
このことは、人材教育コンサルティング会社として、今の社会に
最も求められていることであると考えている。
1月7日、3連休の初日という日に、「学び」を選択いただき、多くの友人や知人を誘って参加していただけたことに、
心から感謝すると共に、是非ともこの日本社会に選択理論を広め、不幸の最大要因である、
不満足な人間関係の改善にプロスピーカー(指導者)になって尽力していただきたい。
プロスピーカー(指導者)を1000名育成していくことが私の目標である。
今年は私自身もさらに己を磨き、より多くの方に貢献できる人生を選択していく。
新しい年の始まりに、素晴らしい方々とのご縁をいただき心から感謝している。
今年が皆様にとって、目標達成の一年であることを祈っています。
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『超』達成力セミナー
福岡開催 1月9日(月) 販売終了
大阪開催 1月21日(土) 残席わずか
http://www.achievement.co.jp/super/
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先日より2日間、JPSA認定ベーシックプロスピーカー
の方を対象にフィードバックに重点を置いた
「プロフェッショナル・フィードバック・トレーニング・プログラム」
が開催されている。
この2日間は私のパートナーの佐藤がトレーナーを担当し、
私は特別講師を務めさせていただいている。
私は研修の冒頭に、フィードバックの意義について
お話をさせていただいた。
フィードバックとは、自分の意見を押し付けたり、持論を理解させ、
批判や断定によって相手に強制的に行動変容を起こさせるものではない。
事実と解釈を区分し、事実を客観的に把握させ、相手に自己評価を促し、
相手から改善を引き出す手法なのである。
自分と相手は全く違う。
ときに人は自分の正しさをつい相手に押し付けてしまいそうになるが、
それでは効果が期待出来ない。
相手には相手なりの正しさがあるという前提で、
それを受け留めながら、有効な質問によって本人の求めていることと実際に行なっていることのギャップに気づかせ本人が自ら選択の質を変えていけるようにサポートしていくことがフィードバックの極意なのである。
今回は、ベーシックプロスピーカーの方々が対象ともあって、
非常にレベルの高いトレーニングが準備されている。
一人でも多くの方に真のプロスピーカーを目指していただき、
関わる全ての人の成長を促進できる、フィードバック
能力を身に着けていっていただきたいと思っている。
12月21日に予定されているJPSAの日のアシスタントトレーニングでも
実生活にも応用できるフィードバックの能力を磨く
ことができる。JPSA会員の方は是非、ご参加いただきたい。
多くの指導者をこの世に輩出し、社会を良くすることが
私の願いである。今日という日に、講師として皆様にメッセージさせて
いただけていることを心から感謝している。
昨日、株式会社東京商工リサーチ取締役情報部長
の友田信男氏にお越しいただき、
東京商工リサーチが発行している会報誌の
新年号の巻頭対談の取材をしていただいた。
友田氏と約1時間半、理念経営やリーダーシップについて
お話をさせていただいたが、
その中で面白いデータを見せていただいた。
東京商工リサーチ調査の、2011年に創業100年を
迎える企業75社を対象としたアンケート結果である。
経営理念についての質問項目で、「経営理念がある」と回答
したのは66社で全体の88%であった。
経営理念に使われている言葉は、「お客様第一主義」
「誠実・感謝」「堅実」といった文言が多く使われており、
やはり、100年続く企業は顧客第一主義を貫き、
正直さや誠実な経営を文化としている企業が多いということである。
理念から一貫した経営には、ぶれがない。
なぜなら、社員もその理念をもとに物事を判断できる
からである。だからこそ、100年続く企業は理念を
大事にしているのであろう。
今回の対談はとても有意義な対談であった。
その後、支部長の日野原健二さんや中村真さんら
JPSA浜松支部の皆様が企画してくださった
講演会の講師を務めるために浜松に向かった。
今回は、「これからの時代を生き抜く力」というテーマで
講演をさせていただいた。参加者350名の方々を対象に、これからの時代についてマクロ的な視点からリーダーシップを持つことの重要性についてお話をさせていただいた。
これからの社会を考えると、これからの時代は社会に必要とされる活動をする人や会社が社会と共に発展をしていく時代であると考えている。
だからこそ、みなさんにも是非社会に必要とされる
リーダーとして、能力を高めて生きていくことの重要性について
メッセージさせていただいた次第である。
現代は決して楽な時代ではない。しかし、そのような
状況下でも、成長し発展を遂げることはできると私は信じている。
現代の日本のために何ができるか。
答えがあるものではないが、日々徹底的に考え抜き、
今日という日を一日一生で過ごしていきたいと思う。
先日、弊社顧問で元キリンビバレッジ社長の阿部洋己氏と
株式会社フォーバルの会長 大久保秀夫氏の
出版記念講演会を弊社主催で開催させていただいた。
阿部洋己氏には「KIRINで学んだマーケティング志向と経営」
というタイトルの書籍をアチーブメント出版から発刊させていただき、また大久保秀夫会長には「在り方」という書籍を
発刊させていただき好評を得ている。
この2つの書籍は発売時期が近かったことと、
社会性を第一とする理念型の経営者であるお二人であれば、
きっと素晴らしいコラボレーション・イベントになる思い、
出版記念パーティーを企画させていただいた。
今回は100名を超える方々が、六本木アカデミーヒルズに
お越しいただきお二人の出版を祝う上質な会となった。
まず、乾杯の挨拶にはキリンホールディングス取締役会長の
加藤壹康氏にご登壇いただき、ご挨拶をいただいた。
加藤会長は若かりし日、阿部洋己氏の部下だった時代があるということで、当時のキリンの営業第一課の阿部先生の部下5名は全員キリングループの社長経験者になったというところに阿部洋己先生の育成力が証明されているとメッセージされた。
また、メインの特別対談では、阿部洋己氏、大久保秀夫氏そして、キリンビバレッジ社長の前田仁氏をゲストに迎え、経営者として一番大切なことやリーダーシップをテーマに対談を行って頂いた。
経営者としてのお話では、阿部洋己氏は理念経営の重要性に
ついてお話された。組織の理念を全社員が理解し、自社を
社会の「公器」としてとらえ、中小企業が日本を支えなければ
ならないと強くメッセージいただいた。
大企業の社長を経験され、良い中小企業を育てていく必要性を
感じていらっしゃるというお言葉には大きな説得力があった。
大久保会長は企業の社会性ということと、原理原則を貫くことの大切さを強調されていた。
会社の社会における責任は大きい。全く同感である。
大久保さんは経営者である前に一人の人間として
どうあるべきかという在り方を強調された。もっともなことである。
企業はその企業経営者の心の投影といっても過言ではない。
その経営者の人間性が企業経営に必ず現れるものである。
キリンビバレッジの前田社長のお話も本質を突いたものであった。
競争相手を間違えてはいけない、競争相手は競合他社ではなく、
社会の変化に対応し、顧客のニーズを具現化できる
商品開発力やマーケティング力にある。
お客様のニーズやウォンツに対して社内のイノベーションが行われていれば、
企業は必ず社会の中で生成発展していくものである
という観点はまさに的を得たお話であった。
ピンチをどう乗り越えたかという質問に対して、大久保さんが昔、
会社が外注した制作物が、外注先のトラブルで短期的に
大きな損失を出したが、取引に対して誠実さを貫いた結果、
その後企業発展の原動力になったというお話には心を打たれた。
その時の大久保社長の下した信用優先の大英断は、
その後の社内の結束を生み出し、本体社員の20%以上は、
何と20年以上の勤続となり、それ以外の社員の50%近くが
10年近い勤続であるという実績は、
社員に如何に信頼されている経営者かということを物語っている。
経営者はいついかなる時も信用第一とした判断、選択をしなければならない。
一番傍で見ている社員がこの経営者は信頼に値するかどうかを見ているからである。
自己管理から始まり家族、社員、取引先、顧客に対する誠実さを補うスキルはない。
大久保さんは人間として素晴らしい方である。共鳴共感の連続であった。
どのような状況下でも絶対に信義を貫く信念、
お客様に対する約束を貫き通したところに大久保さんの人間の器の大きさを感じた。
前田社長のお話で「今やっていることに幸せを感じられる
人生が最高の人生である」という言葉には説得力があった。
何があってもブレない、人間としての在り方にすべての答えがある。
三者三様表現は違っていても伝えているメッセージの
中心にあるものは誠実さと志の高さ、そして社会に対して
貢献していこうとする高いレベルの思想、思考力であった。
本当に大きな学びと確認になったイベントになった。
出版社の社長として発行人として、阿部氏と大久保氏の
本を世に出すことが出来て嬉しく思っている。
売れる売れないではなく、大切なことをメッセージし後世に残す。
出版社には大きな責任がある。
今回の出版は日本の社会にとって有益な出版になったと確信している。
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KIRINで学んだマーケティング志向と経営
阿部経済研究所
所長 阿部洋己著
株式会社フォーバル
代表取締役会長 大久保秀夫著
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