過日、静岡にて「日本でいちばん大切にしたい会社セミナー」が開催された。
今回私は、法政大学大学院政策創造研究科教授でいらっしゃる
坂本光司先生と一緒に、講演をさせていだだいた。
坂本先生は、これまで約7000社の企業の視察・訪問を
しておられ、中小企業経営について
ヒアリングやアドバイスをされてきた。
何よりも私が先生を尊敬するのは、
大学教授でいらっしゃりながら、徹底的に「現場」を
歩いていらっしゃることだ。
先生を動かしているものは、まさに、
日本の中小企業全体を活気づけ、
そして日本経済全体を良くしようとする「使命」である。
今回の講演を通して改めて感じたことだが、
結局のところ、経営の目的は、
「人を幸せにすること」にあるということだ。
私は経営者としての役割を受け、
社員を幸せにする経営を実現していきたいと常々考えてきた。
なぜなら、 社員の幸せの中にしか、企業の発展はないからだ。
そのためには、経営者として、社員を徹底的に実力をつけるために現場教育し、
価値ある人材に育て、仕事を通じて
幸せが得られる環境を整えなければならない。
企業にとって一番大切なものは、「人」であり、
そのことを当たり前のように大切にする企業が、
今の日本の社会に真に求められている。
そのことを、先生のお話を聞き再度確認させていただいた。
私自身も、一経営者として、人を大切にする経営を貫き続けていきたい。
そして同時に、これからも末永く、坂本先生と共に、
日本企業の発展に貢献する活動を続けていきたいと
心から感じた次第である。
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